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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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「ママはテンパリスト」&近頃のお子サマ事情雑感

今週末、弟夫婦の甥2人、妹夫婦の甥1人、上から3歳、1歳、0歳の3人(というよりも3匹!?)が実家に集結します。
ミニ怪獣が3匹・・・一体どうなることやら(笑)
伯母としては、元気な可愛い甥たちがはしゃぐ姿を見るのは嬉しいものです。

と同時にクリスマスシーズンということで出費も3人となるとかさむわけです。
でも、こういうプレゼント選びは楽しいし、出費といってもちっとも惜しくはありません。
今回はそれぞれ読み聞かせの絵本と服をプレゼント。女の子だったら服選びもさらに楽しいのだけど、男の子は服には全く興味なし。単なる自己満足です。
プレゼントの服を選ぶたびに思うのですが、子供服って本当に高いですね・・・。ちっちゃなカットソー1枚で5000円とか1万円するんだから驚きです。
高いなあ・・と思いつつ、結局、PETIT BATEAUで、それを着た甥の姿見たさに3人分買ってしまいました。もう完全に伯母バカです(苦笑)

時代はちょっと遡りますが、学生時代、学校の近くでセレブママさんに手を引かれた子どもが何かに躓いて転んだところに遭遇したことがあるんですが、そのママさん、子どもに向かって「駄目じゃない!お洋服が汚れるでしょ!」と言ったのです。一緒にいた友人と私は後から「私達が子供の頃って汚れて困るような洋服なんて着なかったよね・・・」と呆れるやら、感心するやら。

まあでも今にしても思えば、高いブランド物の服を着ていたとしたら、確かの「お洋服」の心配をしたくなる気持ちも分からないではないです。

もう1つ、ここ数年、子供服売り場を頻繁にチェックするようになって思うことがあります。
今時の子供服って男の子用も女の子用も昔と違って、大人のデザインをそのまま小さくしたようなシンプルで大人っぽいデザインが大半なのですよね。自分の子供の頃とは随分変わったなあと思います。

もっとも、自分の子供時代は高い既製服よりも親の作った服の方が多かったですが・・・。今でも子供の頃の服で覚えているのは母の作ってくれた服なんですよね。どんな高価な服よりもやっぱり親の手作りに勝るものはありません。

それに、あの頃は今と違って、女の子の服だと既製服も母や祖母が作ってくれた服ももっとフリフリなのが多かったような。
今でこそ女の子でもジーンズなんて当たり前ですが、実は自分がジーンズをはくようになったのは、大人になってから。子供の頃ははいたことがありませんでした。
子供の頃の写真を見返すと、胸元や裾にフリルがついていて、腰まわりをリボンで結ぶキャンディが着ていたようなワンピースで、髪の毛はカラフルなリボンで結んでいたりするのが結構あって、今の感覚からすると結構ぶりっ子な服装だったんだなあと思います。しかもその格好で猿のように木登りしたり、泥遊びして野山を転げまわっていたんだから、笑っちゃいます。
当然、件のセレブママさんみたいに「お洋服が汚れる」という理由で怒られた記憶はありません(笑)。

服の嗜好が今と昔で変わっているように、子育てについても随分色々かわっているようで、甥たちの成長を見ていると興味深いです。自分自身が子育てすることは無いだろうけど、小さな子供達と接するのは気持ちも若返るようで楽しいものです。

そんな私が最近珍しくはまった漫画がこれ。

ママはテンパリスト 1

東村 アキコ / 集英社


美容院でパラパラめくっていた雑誌でこの漫画の広告をみたのがきっかけです。
美容師さんが私の読んでいるページを見て「それ、すっごく面白いですよ~!」とのこと。この美容師さん、若いママさん向け雑誌で子どもモデルの髪型を担当する機会が多いらしい。
今時のママさん事情に詳しい人が面白いと言ってるし、ウチの甥たちもちょうどこの年代だし、ちょっと興味があって買ってみました。

この作者さんの子育て奮闘記は普通の育児書みたいに教訓じみたところがなくて、子供の有無に関わらず楽しめます。
絵も可愛いし、主人公である赤ちゃん・ごっちゃんとお母さんのやり取りやエピソードの一つ一つがさすが子を持つ母の描いた漫画だと感心します。私も甥の事を思い浮かべて、「うん、うん、そうだよね~。これ、うちの甥も言いそうだよ~。」なんてニヤニヤしながら読んでしまいました。
独女の自分が読んでも色々と思うところがあるんだから、同じ年頃の赤ちゃんを持つママたちに人気の漫画なのも納得です。

「ママはテンパリスト」シリーズも面白いですが、ごっちゃんの保育園での生活を描いた「テンパリスト☆ベイビーズ」もまた秀作です。

テンパリスト☆ベイビーズ

東村 アキコ / 集英社

なんといっても赤ちゃんの視点に立ったモノローグが絶妙で、赤ちゃんたちの世界にも色々とストレスや派閥や確執があるんだよね~と思えてくるのです。
実際、ウチの甥の保育園話を聞いても、「△△くんは○○くん(じぶんのこと)をやっつけようとするの。」(甥)、「で、○○はどうするの?」(私)、「○○くんはたたかってるの!」なんて言ったりしてるし、2歳や3歳で親元を離れて社会生活をするんだから楽しい反面、子供にとっては色々大変なこともあるよねえ、大好きなお母さんにもっと甘えていたいだろうに甥は偉いなあ・・と常々思っていました。

そうした保育園生活がこの漫画ではユーモラスな台詞と表現で生き生きと描かれているのです。
私個人的には、「テンパリスト」シリーズよりもこの「テンパリスト☆ベイビーズ」の方がツボでした。

オムツやトイレネタなんかも、そうか~、赤ちゃんの視点にたったら「トイレ」というのは「パパやママが行く聖域」であって「オムツをしないでどうやって用を足すというんだ!?」という感覚なんですよね。

保育園に行ったとたんにこれまでの「自分が世界の中心」という世界観が崩れるというのも納得。
兄弟がいれば保育園に行かなくてもその点は自然に身につく感覚だろうけど、一人っ子の場合、自分中心で世界がまわっているわけではないとう感覚っていつ頃身につくものなんでしょう?
などなど、色々と考えさせられることも多い漫画でした。
by icewine5 | 2009-12-18 00:37 | 読書