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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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歌舞伎座へサイクリング

昨日は3月大歌舞伎昼の部の第一「吉例寿曽我」を観てきました。
私にとっては、2度目の歌舞伎、そして初めての幕見席体験です。
目的は、歌舞伎をやっている片岡愛之助さんを生で見てみたい、という真剣な歌舞伎ファンの方からすれば、とってもミーハーなものです(汗)。
こんな不純な動機で観に行ってもいいんだろうかと躊躇する気持ちも心の片隅にはありました。
でも、去年の歌舞伎入門で、これから歌舞伎を見る人へのアドバイスとして愛之助さんご本人が、まずお気に入りの役者を一人見つけて、その人の演目を見るという入り方もいいんじゃないかと仰っていたので、まさにそれを実行しちゃったという感じです(笑)

今回は一人だし1幕だけなので、運動がてらボロイ自転車で歌舞伎座までサイクリングしました。途中でタイヤの空気が抜けてしまって急遽、ガソリンスタンドに寄ったりしていたので、席がなくなるんじゃないかとヤキモキしましたが、なんとか滑り込むことができてホッ。
これだったら電車で行った方が早かった・・・

幕見席に座ってみての感想ですが、けっこういい!
前回の2月歌舞伎で座った3等A席よりもよっぽど座りやすかったです。なんといっても膝が前の席にぶつからないのがありがたいです。もしや外人さん仕様?
それに見晴らしも良いし、花道は見えないものの、3等席でもそれは同じなので、自分の場合は幕見席で充分かなと思いました。
花道が見えない席のために、様子が分かるモニター画面があれば申し分ないのですが、そんなハイテク機器が舞台壁面にあったら歌舞伎座の情緒が失われますね(^_^;)

今回はイヤホンガイドも借りてみました。
上演中に横で解説されるのは煩わしいかと思ったのですが、私のように知識が全く無い人間にとっては、歌舞伎の基礎知識も要所要所で解説してくれるので、助かりました。
欲を言えば、花道モニターは無理としても、せめて文楽のように字幕があると更に分かり易いんだけど。

幕見席のお客さんウォッチングをしていると、中には自分と同世代らしき女性も多々いらっしゃり、この人たちの中には愛之助さんファンの方もいるのかな~なんて思ったりしているうちに、開演となりました。




で、肝心の「吉例寿曽我」の中身ですが、まともな感想なぞとても書けないので(笑)思ったことをボチボチと。

30分の短い作品の中に、歌舞伎の色々なエッセンスがつまっていて、初心者にとっては美味しい演目でした。
「がんどう返し」に「だんまり」に「立ち廻り」と、「第一場 鶴ヶ丘石段の場」だけで、見せ場が本当に盛り沢山。まわりのお客さんも私も思わず身を乗り出して観ていました。
そう、後ろの席は前のめりになっても他のお客さんの邪魔にならないのも気楽で良いです。

前回観た時に比べて、自分の関心度と集中力に随分差があるのは、今回は愛之助さんが演じているというのもあるし(我ながらこの現金さが嫌かも 苦笑)、イヤホンガイドで解説してくれるので、舞台で行われていることの意味がよく分かったというのも大きかったです。
音楽の変化が時刻の変化を表しているとか、舞台設定である鶴ヶ丘八幡宮の石段の意味することとか、解説がないと全然気が付かないところでした。

で、お目当ての愛之助さんですが、間抜なことに双眼鏡を持っていくのを忘れたので、細かい顔の表情は残念ながら見ることができませんでした。距離的には京都トークショーの時と同じくらいかな。
でも、双眼鏡があると、そこから覗くことばかりに集中してしまって(笑)、他の役者さんも含めた舞台全体を捉えられなくなる恐れもあるので、かえって肉眼で見るぐらいでちょうど良かったかもしれません。
なんか人間を観るというよりも動くフィギュアを見ているようでした。

それにしても、がんどう返しは面白かった~
あの体勢で上体をぐらつかせずにじっとしているのは、かなり筋力がいるでしょうね~
階段が見えなくなる寸前に手をついて支えた時点で最初の位置から200度くらいは動いてるかも!?

考えてみれば、歌舞伎の扮装をした愛之助さんはこれまで歌舞伎入門で断片的に見たことがあるだけで、まともに見たのは今回が初めてだったので、妙に新鮮でした。
これまでは、トークショーの時や歌舞伎っすの時に着ていた黄土色のジャケットのイメージが強かったもんで(^^ゞあっ、Podcastの時もでした。

通しで観るのは、ちょっとシンドイけど、1幕だけだったら気軽に行けるので、また気が向いたらボロいママチャリを転がして、歌舞伎座まで出向くかもしれません。
イヤホンガイドを借りたとしても映画を見るより安いですし。
by icewine5 | 2006-03-22 21:13 | 観劇・音楽鑑賞・博物館