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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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NHK交響楽団 第1676回定期公演プログラムA

先月のラフマニノフに続き今月もN響定期公演に行ってきました。

ドヴォルザーク / チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
ドヴォルザーク / 交響曲 第8番 ト長調 作品88
指揮|ウラディーミル・アシュケナージ
チェロデーヴィッド・コーエン
コンサートマスター |堀正文
お目当ては指揮のアシュケナージとドヴォルザークのチェロ協奏曲。

大学生になって家庭教師のアルバイトで初めて自分で稼いだお金で買ったCDがアシュケナージの演奏するショパンのバラード/スケルツォ集だったので、アシュケナージには思い入れがあります。
指揮するアシュケナージを生で聞くのは学生の時以来10数年ぶり。
彼のピアノ演奏はとても好きだけど、若い頃の演奏と年配になってからの演奏で結構違いがあって、たまに自分の好みじゃないときもあります。そんなアシュケナージの指揮(確かグリーグのピアノ協奏曲だったはず)を生で聴いてもしかしてピアノよりも指揮の方が私の好みかも?と思った記憶があります。

70代になって、後姿に年齢を感じましたがそれでもまだまだ元気です。演奏後のカーテンコールでは舞台から楽屋に戻るときも小走りだし、若いなあと思いました。
もちろん、肝心の演奏も安定感があって個人的にはとても良かったと思います。

【ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 ロ短調 作品104】
チェロ協奏曲の中ではエルガーのチェロ協奏曲に次いで好きです。ただ、聴かせどころの多さでは、エルガーより勝っているかも。正直、エルガーの方は第1楽章の前半部分と第4楽章のフィナーレ私にとっては突出していてそれが全てなのですが、ドヴォルザークの方は各楽章全てのポイントが高いので通しで聴くならこちらもいいです。

家でよく聞くのはミロシュ・サードロ演奏、ノイマン指揮のチェコフィルのもの。

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲集 [Import] (Dvorak - Cello Concertos 1 & 2)

ミロシュ・サードロ(Vc)/ノイマン(指)チェコ・フィル/ / SUPRAPHON

スコア:


チェリストはデーヴィッド・コーエン。今年30歳だそうで、メニューインやロストロポーヴィチが目をかけていた才能の持ち主だそうです。これからどんどん活躍する若手なのでしょうね。
演奏も才走った感じやウェットになり過ぎることなく、じっくり弾き込んでいく感じで好感を持ちました。ルックスもわりと良かったのもいいです(これ重要 笑)。
私個人的には、ヴァイオリニストやピアニストの演奏を聴く場合ルックスよりも演奏重視なんだけど、なぜかチェリストと指揮者についてはルックスが良いと、それだけで気分が盛り上がるのです^^;(ミーハーだなあ・・・)

指揮するアシュケナージも若いコーエンをうまく引き立てていたように思います。チェロ協奏曲だからオーケストラのボリュームはピアノ協奏曲に比べて抑え目だけど、メリハリと緩急があって素敵な演奏でした。

カーテンコールでは自分だけでなくチェロにもお辞儀させたりするお茶目な若者の側面も見せてくれて、観客の笑いをとっていました。
アンコール曲は、唱歌「夏の思い出」。
演奏前に曲名は言わず一言「私の大好きな歌」と言ったので、なんだろうと思ったら、「夏が来~れば思い出す~♪」という日本人には馴染み深い旋律が流れてきました。
なかなかサービス精神旺盛な若者のようで、これからも注目していきたいです。

【ドヴォルザーク/交響曲 第8番 ト長調 作品88】
ドヴォルザークの交響曲では月並みだけど第9番「新世界」ぐらいしかまともに聴いたことがなくて、第8番は初めてでした。
改めて思ったのはドヴォルザークの交響曲はとても聴きやすくてとっつきやすいということ。どの楽章も良かったですが第3楽章のワルツは憂いを帯びた旋律がたまりません。

それとトランペットやトロンボーンの音色がこんなに美しいものだったのか、ということ。
この第8番は管楽器の音色の美しさが非常によくあらわれた作品だと思いました。
素人だし、管楽器にはあまり興味がなかったので、詳しいことはよく分からないですが、N響の管楽器奏者はとてもレベルが高いなあと先月、今月と続けて聴いて思いました。音が非常に安定していて、よく通る音質でしかもキンキンしていない滑らかな音色。

N響コンサートは学生の頃に行って以来、すっかり離れていましたが値段も手頃だし、これからも時々聴きに行きたいです。




最近のコンサートでは幸い席に恵まれ、周囲にあまり変な人もいなくて快適でしたが、今日は久々に席を1つ挟んだ右隣の客にイライラさせられました(怒)。

私のすぐ隣に中年カップルの奥さん、その隣に連れの男性(多分夫?)が座っていたのですが、チェロ協奏曲第二楽章あたりから男の方がごぞごそ手や足を3~4数秒おきに動かすのです。隣の妻?の方は静かに鑑賞しているのに、その連れの落ち着きの無さといったら!(怒)
顔か頭が痒いのかしきりに手を顔あたりに持っていったかと思ったら今度は手に持ったパンフレットを持ち替えたり脚を開いたり閉じたり、シャツの袖をまくったりその裾を指でこすったりして、そのたびに服の摩擦音がするし視界にチラチラ手や足の動きが入ってきて、本当に腹がたちました。明らかに退屈して集中力が途切れているのがありありでした。

思わず顔をそっちに向けて睨んじゃいましたが、本人は恐らく無意識にやっているので、私がムカつき視線を送っても全く効果なし・・・
よく奥さんの方はこんな数秒おきにごそごそ動く連れと一緒にいて平気でいられるもんだ(呆)。
最近、子どもに忍耐心や落ち着きの無さについての問題をよく聞きますが、大人でもたまにコンサートにいくと遭遇するんですよね。たかだか30~40分の曲目ですらじっとしていられない挙動不審で多動性の大人が!

今月は大事な観劇が他にもあるので、どうかこういう迷惑なタイプが周辺に来ませんように!
by icewine5 | 2010-06-07 15:46 | 観劇・音楽鑑賞・博物館