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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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国立科学博物館のナスカ展

21日春分の日は朝からフル活動。午前中は3月大歌舞伎で愛之助さんを観て、午後からは上野の国立科学博物館で開催中の特別展「ナスカ展」に行ってきました。

今年の夏にペルー旅行を検討しているので、その予習を兼ねて見ておきたかったのです。
ペルーに行きたいと思ったのは、子供の頃、「太陽の子エステバン」というスペインが南米を征服した時期のインカ帝国を舞台にしたNHKのアニメに夢中になったのがきっかけです。
それ以来ずっと、マチュピチュ遺跡に行きたくて、一度、大学時代の春休みに計画しかけたのですが、治安が非常に悪化した時期で、とても個人旅行ができる状態ではなくて、あきらめた残念な経緯があります。
今でも決して安全ではないと思うけど、今年を逃すといつ行けるか分からないし、もう私の中ではペルー行きがノルマのようになっていて、早く果たしたい気持ちでいっぱいです。

今回のナスカ展は予想以上に混んでいました。展覧会は終りに近づくほど混む場合が多いというけど、ナスカ展はつい先日始まったばかりなのに、すごい人気です。

展示は大きく、ナスカの各時代における生活、文化・伝統のコーナーと地上絵コーナーに分かれていて、目玉は地上絵に加えて、本物のミイラや首級など、これまであまり目に触れる機会の無かったナスカ文化の遺産が数多く展示されていました。

このナスカ文化コーナーの展示品が結構エグかったです。

頭部を変形させる習慣があったようで、後ろに突き出た頭蓋骨とか、眼球が残っている子供のミイラとか・・・^_^;
当時のナスカの人達にとって、敵の首級は非常に価値のあるものだったらしく、首級の額に穴を空けてそこに紐を通して持ち運びできるようになった現物がありました。これは、かなり気味悪い!
この首級の絵葉書も売ってたのですが、こんな絵葉書を送られてきたら不幸の手紙以上に恐いです。



首級に価値があるというのは日本の戦国時代もそうだけど、ナスカの場合、そのこだわり方はほとんど首フェチの域に達しているんじゃないかと思います(汗)
首級型の壷とか、土器に描かれた絵では、首級を手に持った人とか、これから首を切られようとしている人、首を切ったあとに皮がめくれているのとか、かなり残酷なんです。
でもそれが、一見、稚拙で愛嬌のある絵なので「かわいい~」なんて言って、よく見たら実は首級の口が開かないように針で縫いつけてあるものだったりするのが、一層コワイよ~

今回はこの夏一緒にペルーに行く予定のAちゃんと、もう一人の友人Kと一緒に行ったのですが、そのKが首級の壷を見ながら、以前メキシコのマヤ文明関連の遺跡に行った時に聞いた生贄の人間が殺される話を嬉々として語ってくれました。
どうやらKの興味関心のツボに首級は妙にヒットしたみたいです(笑)

展示コーナーの行列に連なって待っている間も、Kは「今度ペルーに行ったら現地でコカ噛んでみてよ!」とやたらと唆すんだけど、なんでそんなに勧めるかな~(苦笑)

その後、万博のパビリオンのような大画面の映像で地上絵を堪能して出た所で面白そうな常設展示があることに気付きました。
さすが、国立科学博物館!これがまた面白かった!

地球環境の変動と生物の進化をテーマに、哺乳類から鳥類、魚類、植物、原始細胞まで様々な生物標本が展示されていました。
久しぶりに童心に戻って生命の不思議を堪能、動植物標本で盛り上がりました(^.^)
一緒に行った友人は二人とも理系出身なので、遺伝子の仕組み解説コーナーでは、文系の私が既に忘却の彼方だったメッセンジャーRNAやゴルジ体がどうとかワイワイ言って、まさに学生気分を味わいました。

ホント、博物館は侮りがたし!こういう所はもっともっと利用するものですね。
by icewine5 | 2006-03-23 18:39 | 観劇・音楽鑑賞・博物館