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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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トゥーランドット売り切れ・・・

今日お昼休みに、お手頃価格のオペラ公演はないかな~とeプラスを物色していて、あることに気がつきました。
と言うほど大げさなことでもないんだけど。

荒川選手の金メダルですっかり有名になった「トゥーランドット」が今年はキエフ・オペラ(ウクライナ国立歌劇場)とフィレンツェ歌劇場の来日公演で上演されるようですが、東京都内に関しては、土日公演はいずれも予定枚数終了です。かろうじてキエフの東京文化会館、平日のSとBが残っているだけ。

キエフはともかく、フィレンツェはお値段も相当なものだし、こういう高い歌劇団の来日公演の場合、比較的残っている事が多いS~D席もきれいさっぱり完了なのです(驚)
なにしろS席なんて5万円ですからね~(遠い目)
もう一つの演目「ファルスタッフ」の方もEF席こそ売り切れですが、S~Dは都内土日でもまだ残っていることからすると、「トゥーランドット」が売り切れなのは、やはり荒川選手効果ということなのでしょうか!?
こういう状況に接すると世の中、本当に不景気なのかと疑いたくなります。

せいぜい末席のF席かエコノミー席が、私にはちょうど良いぐらいですが、そのF席だって12,000円・・・
1万円のエコノミー席をgetするのが、これまた奇跡のように難しいのですよね(涙)
8月のエコノミー席一般発売は、きっとすごい争奪戦になるのでしょうね・・・
私なぞ、すでに最初からあきらめてます。
この間は、ボローニャの「イル・トロヴァトーレ」か「アンドレア・シェニエ」のエコノミー券をGETしようと友人と協力してネットで争奪戦(笑)に参加しましたが、見事に玉砕しましたので。



一方、キエフ・オペラの方は、値段も身分相応ということで(笑)、「アイーダ」は既に入手済み。
「トゥーランドット」は生で観たことがないので、惹かれたのですが、一緒に行く友人がオペラ初心者なのと、例の「誰も寝てはならぬ」はステキなのですが、ストーリーそのものがイマイチ好きじゃないので、もうちょっとしてから決めようと保留にしていたら、迷う必要もなく予定枚数終了でした。
一体、いつの時点で売り切れちゃったのか分かりませんが、恐らく荒川選手金メダル後だったんじゃないかなあ、と勝手に推測しています。
演目的には、アイーダの方が人気がありそうなのに、アイーダよりも先に「トゥーランドット」が売れてしまうとは・・・
売り切れとなると逆に行きたくなるのが、人間のサガなのかもしれませんが、駄目元でもエコノミー席プレオーダーをかけておこうかという気になりつつあります。

それにしても、格式のある有名歌劇場の公演は、値段が高いにもかかわらず、すぐに埋まってしまうのに、比較的リーズナブルでマイナーな歌劇団のものはぎりぎりまで残っているのは、日本独特の現象なのか、外国でもやはり同じなのか、考えてしまいます。
私としては、別に特別有名な歌劇場でなくてもいいので、リーズナブルな価格でもっと頻繁に観られるようになって欲しいのですが・・・

ちょっと脱線しますが、Yahoo!ミュージックの記事によると、パリ・オペラ座総裁ジェルラール・モルティエ氏の来日特別講演が先月あったようで、記者会見で以下のような談話を残していました。

記者会見(2月14日 京王プラザホテル)では「海外オペラ公演に使う金を日本のオペラ活動に回すべき、異常に高いギャラは大問題、いいオケを早く作るべき」と今の日本の抱えている問題点を鋭く指摘。<Yahoo!ミュージック3月20日記事より引用>


「うんうん!そうだよね。」と以前なら手放しで思ったところですが、いや、今でも確かにその通りだと思います。
ただ、日本のオペラ環境を整えることも大事だけど、ヨーロッパの伝統芸能であるオペラの場合、ヨーロッパのある程度の規模の都市なら、気軽にリーズナブルな値段で観られるのに対して、日本の場合、日本の伝統芸能が、いつでもどこでも気軽に観劇できる環境では無い事の方がもっと問題であって、その状況改善に力をいれるべきなんじゃないのかなあ・・と気付くようになりました。ちょっとは進歩したってことでしょうか。
by icewine5 | 2006-03-30 23:26 | 観劇・音楽鑑賞・博物館