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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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桂吉弥さんの落語

本日、「桂吉弥のお仕事です。夏 浅草見番」に行ってきました。
落語は初めて聞きましたが、いや~面白かった!
口語だから特に予習はいらないし、値段も手頃、そして何よりも客席と舞台の距離が近いので、吉弥さんがすぐ目の前で話してくれるのが魅力的w
落語についての知識が無くても、充分楽しめました。

始めに吉弥さんの弟弟子の桂歌々志(かかし)さんの短い演目があり、吉弥さんの出番はその後から。
落語の様式とか演出はさっぱり分かりませんが、登場の際にプロレスみたいに(笑)音楽(出囃子?)がかかるのですね。
歌々志さんの時は座布団だけだったのが、吉弥さんが出る時には前に見台と拍子木?が舞台の小道具として出てきたり、演目が終わった後に座布団をひっくり返したり、本題に入る時におもむろに羽織の脱いだり等‥落語には落語の表現様式やしきたりがあるようで、見ていて新鮮でした。

前座の歌々志さんの演目は正直なところ、途中でちょっと退屈してしまって、これじゃ吉弥さんのも2時間近く聞き続けるのは、しんどいなあと思ったのですが、やはり経験の差なのでしょう。
吉弥さんの方は話もうまいし分かり易いし、退屈することなく、面白くて夢中で聞き入りました。

落語は噺家一人で表情や話し方、しぐさを使いわけることによって、一人複数役を演じるのですが、歌々志さんの場合、ダ~ッと喋り続けるので、登場人物の違いが聞いているうちに分からなくなっちゃったんですよね。
それに比べて、吉弥さんの方は、大店の主人、番頭さん、奉公人(複数)、良家の御主人、奥様、下町のおかみさん、植木屋、その他色々と、それぞれの特徴をきちんと出してくれるので、すんなり頭にはいってくるし、各場面が容易にイメージできて、本当にお芝居を見ているように楽しいのです。

「新選組!」で監察の山崎役がぴったり合っていたのも、そして、なぜ山崎役は落語家さんだったのかも、実際に落語を聞いて納得できました。
一人何役も演じわける事を常にやっているからこそのスパイ役だったわけですね。

冒頭の近況報告(?)みたいな部分で、アタック25に出演したときの話やワールドカップブラジル戦の弾丸ツアーのことを話してくれましたが、これも笑えた~

アタック25は6月25日放送分だったようですが(見損ねた 涙)、放送が始まった時に中村勘太郎くんから吉弥さんに電話がかかってきたそうです。
「出てるじゃないですか!」と、吉弥さんの口ぶりでは勘太郎くん、かなりハイテンションだったようで、「終わったらまた電話します」と言って切ったそうなのですが、吉弥さんが惨敗だったせいか、その後、勘太郎くんからの電話はなかったのですって(笑)

ワールドカップの弾丸ツアーでは0泊2日でドイツと日本を往復したそうですが、行きの飛行機での楽しいエピソードを話してくれたり、ワールドカップのテーマソングに弾丸ツアー代金にまつわるオリジナル歌詞?をつけて謡ってくれたりと、何気ないネタをこんなに面白おかしく語るとは、さすが噺家さんだと感心しました。

普段テレビに出ているお笑い芸人が人を貶めて笑いを取ったりするのは聞いていて不快だったりしますが、落語の笑いはそういうのとは全然種類が違って、登場人物自身の言動そのものを面白おかしく演じるので、心地よく笑うことができました。種類としては狂言に近い感じの笑いでしょうか。
ぜひともまた聞きに行きたいです。

桂吉弥さんの落語_f0059671_2311199.jpg最後におまけ

落語の帰りに通った伝法院通りで土方さんに出会いました(笑)
紳士服店のシャッターに描かれていたのですが、服の色も顔も微妙に似ていないところがなんだかおかしい・・・
浅草では以前も仲見世でダンダラ羽織が売られているのをみかけましたが、なぜか新選組遭遇率が高いです。
by icewine5 | 2006-07-29 23:11 | 観劇・音楽鑑賞・博物館