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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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長州出身の政治家&政界工作のうまい(笑)某旧幕臣の子孫

昨日、一昨日のニュースによると、小泉首相が今度は長州に「卒業旅行」に行くそうです。
萩、下関の幕末志士ゆかりの場所は、幕末オタとして私もそのうち行きたいと思っていたので、軽薄な小泉に先を越されてちょっとシャクです(笑)
まあ、ポスト小泉最有力候補の安倍晋三を支援する意図があるようですけど。

今度の自民党総裁選は安倍さんで決まったようなもので、もう少し人材はいないのかね、と思ってしまいます。
いくつかの週刊誌では既に総裁選後の「安倍政権」の人事予測なんかしちゃっていて、もう安倍首相はほとんど決まりなのですかね・・・
この人の核発言とか、私はかなり危ないと思うんだけど、安倍さんってそんなに人気があるのか、政治に疎い私にはよく分かりません。

麻生太郎は「安倍さんの方が顔がいい」と言っていましたが、この人、世間で言われるほどハンサムかなあ・・・^_^; おじいさんが首相で、家柄が良い分、得しているだけだと思うけど。
安倍晋三がハンサムだと言うのなら、時代を遡って榎本武揚の方がずっといい顔をしていると、個人的には思います(笑)。土方さんは言わずもがな。
榎本さんが大臣に就任した時(宮中に参内した時?)、イケメンぶりを見ようと女性が押しかけたようですが(笑)、昔から腐女子は存在していたということですねw

で、「安倍内閣」が誕生ということになると、大叔父の佐藤栄作以来(違いましたっけ?)、久々に長州藩士をルーツに持つ政権となるわけですね。
晋三の父親、安倍晋太郎は高杉晋作から一文字もらったとウィキペディアに出ていましたが、ということは晋三もそうなわけで、バリバリ長州なお方です。

もうひとつ幕末つながりなのですが、今日、ネットの国会会議録検索システムで数ヶ月前の国会答弁を読んでいたら、ちょっと見覚えのある名前を見つけました。
政府参考人として答弁を行った財務省主計局次長の勝栄二郎氏です。勝という苗字からピンとくるように勝海舟の御子孫なのだそうです。

勝海舟の子孫だという目で読むからなのかもしれないですが、議員のセンセイのダラダラした質疑を冷静にかわし続けて、段々センセイがいらついてくるのが面白くて、さすが勝海舟のDNAを受け継いでるよ(笑)と退屈な会議録も多少は面白く読む事ができました。

なぜ、この名前に見覚えがあったかというと、「月刊現代」7月号の「霞が関人事興信録-財務省編~出身高校、実力と評判、閨閥、趣味・・・完全保存版の『裏名簿』:横田由美子著」というかなり生臭~いタイトルの記事で、この人の事が読んだことがあったからです。
タイトル通り、表には出ない霞が関キャリア官僚の人間関係についての記事で、その中の勝氏の人物評が興味深かったです。(以下、「 」内は記事からの引用です。)
記事によると、
「勝と聞いただけで震え上がる役人は少なくない」
と言われるほどの財務省キーパーソンだそうで、
「あまりメディアには出てこない」けど、「どこか得体が知れない」人で
「ほかの官僚とは一線を画す」
政治力を持った大物なのだそうです。
これを読んだだけで、絵に描いたような勝海舟の子孫だなあと笑いそうになりました。

記事では、この人の「政界工作のうまさ」を永田町関係者が語っていました。
「その勝の司令の下、実働部隊として動いている」
人も何人か紹介されていましたが、とにかく、勝氏が省内でいかに力を持っているかを示すエピソードが満載でした。

別に勝海舟の子孫だからといって、その人の評価を先祖に結びつけて考えるのは意味が無いのですが、「政界工作のうまさ」なんて書いてあると、「勝海舟の政界工作」と結び付けて、ついついそういう目でみちゃうんですよね(笑)。
by icewine5 | 2006-08-04 00:21 | 歴史・新選組関連