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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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文楽人形遣いの吉田玉男さん(※見出し内のお名前の漢字を打ち間違えていたので修正しました。)

人間国宝で文楽人形遣いの吉田玉男さん死去のニュースを先ほど知りました。
奇しくも昨日、歌舞伎観劇の合間に吉田玉男さんの話題が出たのですが、お恥ずかしい事に私はこの方の名前を存じ上げていませんでした。
さらにお馬鹿な事に、後から調べたら平成16年9月と平成17年2月の文楽公演で玉男さんの人形遣いを実際に観ていたにも関わらず、全然認識していませんでした・・・

気になって吉田玉男さんのことを検索してみたのですが、芸歴70年、人形遣いの最高峰というスゴイ方だったのですね。
そういえば、以前、一緒に観た友達がTVで玉男さんが文楽の話をされているのを見たと言っていたのを今になって思い出しました・・・
記憶力が良くないせいか(汗)、文楽に限らず歌舞伎やその他演劇でも誰が演じているかをなかなか覚えられないので、せっかく良いものを見ていたのに勿体無いなと思ってしまいます。

パンフレットを見ていたら、当時の公演の記憶がおぼろげながら、よみがえってきました。
2年前に初めて文楽を見た時の最初の演目「恋女房染分手綱」の「能舞台定之進切腹の段」で玉男さんの人形遣いを拝見していました。
人形遣いの方の中に、かなり高齢のおじいさん(吉田玉男さんという認識がゼロでした 汗)がいらっしゃったのにもびっくりだったし、その方が高齢とは思えない人形遣いぶりで、びっくりしたのを覚えています。

この演目は、冒頭の切腹の段が能舞台風で、何を言っているの???だったので、「やっぱり古典芸能はよく分からない・・」という状態でした。
幸い、すぐ後の「沓掛村の段」、「重の井子別れの段」はとても分かりやすく、面白くて、最後の別れの場面では思わず涙してしまいました。
観る前は人形の動きと太夫の語りでこんなに感情移入できるとは思ってもいなかったので、なんでこんなに泣けてくるのか不思議なくらいでした。

大分前のエントリーでも少し書いたことがありますが、三谷幸喜さんが「スタジオパークからこんにちは」で、「人間が演じるのと違って、文楽の場合、人形が死ぬと本当に魂が抜ける」とおっしゃっていたのを聞いて、自分が人形の演技を見て泣けた原因がちょっと分かった気がしました。

これがきっかけで、翌年も観にいって、そのときは「伊賀越道中双六」で玉男さんの人形遣いを観ていたんですね。このときも泣けたなぁ・・
今から思えば、人形遣いや太夫がどんな方々なのかを意識して観ればよかったとちょっと後悔しています。
by icewine5 | 2006-09-25 00:09 | 観劇・音楽鑑賞・博物館