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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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桂吉弥さんの落語「浅草見番 お仕事です・冬」

桂吉弥さんの落語「浅草見番 お仕事です・冬」_f0059671_00123.jpg隅田川花火大会の日以来、2度目の桂吉弥さんの落語を聞きに、浅草見番に行ってきました。
浅草も前回の落語以来、久しぶり。相変わらず人、人、人でごったがえしてました。

数ヶ月ぶりに吉弥さんを拝見して思ったのですが、髪型を七三分け風?に変えたせいか、雰囲気が変わったようにお見受けしました。ちょっと貫禄がついて年相応に見えるようになったというか・・・。
一緒に行った友人も同じ事を思ったみたい。

さて、今回の落語も難しいことは分からないですが、予習無し、前知識無しで楽しめました。
番組は「初天神」(雀五郎さん)、「はてなの茶碗」(吉弥さん)、「立ち切れ線香」(吉弥さん)の3つ。



もらったチラシには雀五郎さんの噺の部分が空欄だったので、その場で聞いていたときは、名前が分からなかったのですが、帰ってから「落語」「子供」などあれこれ検索してやっと「初天神」という作品だったのが分かりました。
落語好きな方には有名な噺のようですね。

雀五郎さんは夏に聞いた歌々志さんよりも聞き易く感じました。
内容そのものも面白かったし、話も分かりやすくて、状況がとてもイメージしやすかったです。
こまっしゃくれたようでいて、無邪気な息子とその息子にふりまわされている父親の会話が微笑ましくて、笑ってしまいました。

さて、吉弥さんの話された2つの作品のうち、個人的には「はてなの茶碗」が面白かったです。
油屋が2両で手に入れたありきたりの茶碗が骨董屋の手に渡り、ひょんな事から最後は1,000両になったというもの。

本題に入る前の枕の部分も楽しくて、こんな言い方を自分がするのはおこがましいですが、さすがプロ、本当にうまいこと本題に引き入れていくなあと感心しました。

作品のテーマとも関わってきますが、「物の値段はあって無きが如しで、何に価値をおき、お金をかけるかは人それぞれ」という事を来月の京都南座の吉例顔見世興行を引き合いに、本題へと導入。
「2万円以上する高い席でも歌舞伎好きな人はお金をかける。それに比べたら自分の落語はゴニョゴニョ・・・(本当に安いものだ)^^;」みたいな事を言って、笑わせてくれました。
あと、顔見世で喜ぶのは祇園界隈だそうで、中村勘三郎さんが来るとなると一体どのくらいお金を使ってくれるのだろう?ということらしいです(笑)。

さて、お話は南座から始まり、四条通りを東に進むと八坂神社・・・と京都の地図説明をとても分かりやすくしてくれて、話の舞台となる清水寺の「音羽の滝」に到達。

「音羽の滝」といえば、新選組オタにとって外せませんw
司馬遼太郎の「新選組血風録」の作品の一つ、沖田総司と町医者の娘の淡い恋を描いた作品「沖田総司の恋」で、音羽の滝はとても印象的な描かれ方をしています。血風録の中でも私の一番好きな作品です。

というわけで、音羽の滝の茶店というだけで結構ワクワクしながら聞いていました。
もちろん、話は淡い恋とは全く無縁の滑稽味あふれる内容で、お客の油屋さん、茶店の主人、骨董屋それぞれの言動がとっても面白かったです。

後半の「立ち切れ線香」は、私自身が浅学なせいもあって、いまいちピンときませんでした。
しんみりしたお話のようでしたが、どちらかと言えば、楽しい話の方が私のように知識が無いものにとってはとっつき易い気がしました。

落語は手頃な値段なので、気軽に行けるのが嬉しいです。
また、別の落語家さんの噺も機会があれば是非聴いてみたいです。

もうひとつ、来年は「地獄八景:浮世百景」という落語のネタが沢山詰まったお芝居が世田谷パブリックシアターで上演されるそうで、吉弥さんも出演されるとのこと。早速申し込んじゃいました。
この劇場には行ったことが無いのですが、座席表を見たらかなり大規模な所のようですね。
ケチってS席ではなくA席にしたんだけど、大丈夫かな。

お開きのあと、久々の浅草寺ということでお参りをしておみくじをひいたら小吉でした。
何かいいことありますように。
by icewine5 | 2006-11-14 00:07 | 観劇・音楽鑑賞・博物館