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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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エレーヌ・グリモーのCD

ピアノ好きの友人のオススメ、エレーヌ・グリモーのCDを購入しました。
ピアノ曲のCDを買ったのは、ものすごく久しぶりです。
曲目はショパンのピアノ・ソナタ第2番「葬送」、子守歌、舟歌。ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番。

先日、生で聴いたフジコ・ヘミングさんみたいに変に甘甘ではなく、さらっとして、それでいて情熱的な弾き方だったので、気に入りました。
最初、ショパンの「葬送」の第一楽章を聴いた時はちょっと前につんのめるような弾き方が気になりましたが、何度か聞いているうちに違和感はなくなりました。
あまり癖のない、聴きやすい演奏じゃないかと思います。

演奏は割とオーソドックスですが、このエレーヌ・グリモーさん、ご本人がかなり個性的な人物のようです。
見た目はいかにも御フランスな美人で、このルックスでピアニストとしてはかなり得しているんじゃないかと思わないでもないですが、CDについている彼女本人の曲に対する解説やインタビューを読むと、彼女特有の人生観やピアニストとしてのこだわりが伝わってきて、興味深かったです。



このCDの選曲にもかなりこだわりがあるようです。
ショパン、ラフマニノフの作品も「死」が究極の終わりであると同時に死が持っている
「命が再び力を取り戻す中心点へと精神を導く」
力を表現している点で共通しているんだそうです。
まあ、ショパンの曲と死は容易に関連づけられるので、彼女の言いたいことは良く分かるのですが、ラフマニノフに関しては、アメリカに亡命した事ぐらいしか知らないので、いまいちピンときません。
「これらの作品は私たちに死について語り、私たちの目を自分の中にある永遠へと開かせてくれます。彼らの音楽は苦悩を希望に変え、私たちの悲しみのイメージを変容させ、私たちに和解への路を与えてくれるのです。」<解説:「死よ、おまえの勝利はどこに」(エレーヌ・グリモー>より引用>

ショパンの晩年の作品である「舟歌」は、まさにグリモーの言う通りですね。

インタビューの中でのグリモーの作曲家評も面白いです。
ショパン、ラフマニノフはピアノ界の貴公子で、リストは魔術師なんだそうです(笑)。
リストが魔術師っていうのは分かるナ~

現在はアメリカで狼の生態も研究しているそうで、「野生のしらべ」という本も書いています。う~ん、本当に不思議な人です。
by icewine5 | 2006-11-22 01:00 | 音楽