晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。
by icewine5
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十二夜
昔読んだシェイクスピアの原作が面白かったのと、西洋が舞台のお話が歌舞伎になるってどんな感じなの?と気になって、「NINAGAWA十二夜」を観てきました。
この日は開演10分前に歌舞伎座に着く予定で最寄り駅まで行ったら生憎、地下鉄トラブルのために、電車が20分後にならないと来ないことが判明してピンチ!
急遽、家に舞い戻って別の手段で、なんとか開演1分後ぐらいに到着してヤレヤレと思ったら、演出の都合上、途中入場がすぐにできないとのこと、10分程度廊下で待つことになりました。
そんなわけで序幕第一場の大篠左大臣館広庭の場を見逃してしまいました。
あ~もったいない!悔しい!やっぱり時間に余裕を持って行動しないと駄目ですね。
さて、舞台については相変わらず予習なしのぶっつけ本番、役者さんは誰が出ているのかも全く知らずに観たんですが、いや~面白かったです。
今まで観た(といってもわずかですが・・)作品とちょっと毛色が違って、元の話が西洋だからでしょうか、鏡貼りの舞台装置の色使いも全体にシックなんだけど豪奢で陰影がはっきりしてるし、音楽もチェンバロが使われていたりと、どこかオペラを彷彿させるものがありました。
フィナーレで登場人物全員が主役を中心に横並びで舞台に整列するのも、ちょっとオペラっぽい感じ。
歌舞伎のあっけない終わり方も好きですが、オペラのフィナーレで登場人物が順番に出てきて最後に全員が手をつないで御挨拶→その後余韻を楽しむカーテンコールのひと時が私は大好きなので、今回の終わり方はとても華やかで良かったです。
役者さんの演技については正直私にはさっぱり分かりません。
なにしろ役者の顔も名前も区別がつかないレベルですから。
演出についても鏡の両面性と双子の関係などきっと深い意味があるのでしょうけど、それも置いておいて、とにかく観ていて華やかで面白ければ私はそれで満足!
今回のお芝居は脇役たちのサイドストーリーがめっちゃ楽しかったです。
特に、左大弁 桐院鐘道、腰元 麻阿、右大弁 安藤英竹の3人組のお茶目な悪ふざけっぷりが最高でした。
「コマンタレヴー」やら「トレビア~ン」なんてふざけているかと思えば、歌いながら「テキーラ!」とか叫んでるしw
麻阿なんて畳の上をずり這いしたり、庭の築山の裏を全力疾走したりと、公家の姫様付きの腰元とは思えない妙な動きをして、観客の笑いを誘っていました。
実は麻阿役は市川亀治郎さんだったんですね!
いかに自分に鑑識眼が備わってないかを露呈するようですが、最初出てきた時は全く分かりませんでした。
この面白い姐さんを演じているのは何ていう役者さんなのかな?と、薄明かりの中、筋書をためつすがめつ確認したら「亀治郎」。
えっ、今、武田晴信をやっているあの亀治郎さんなの!?大河ドラマに出演していて舞台に出る時間があるものなのか?それとも同じ名前の別人がいるのか?←まったく無知なもので、お恥ずかしい限りです。(汗)
筋書きの真ん中あたりにある「今月の役々」を見てようやく、武田晴信と麻阿が同一人物(笑)だと分かりました。
ただ、その後、再び登場したときに双眼鏡で見てもやっぱり、分からない・・・
お化粧してしまうと、元の役者さんが誰なのか私には全く判別できないんです。舞台から遠い3等席だと尚更です。
筋書に書いてあるから亀治郎さんなんでしょうけど、筋書を持っていなかったら多分最後まで気付かなかったでしょう。
歌舞伎ファンの方はどうして舞台上の役者の区別がつくのか、私には未だに謎。お化粧した顔が判別できるのは、私からするとすごい才能だと思います。
こんな状態で歌舞伎を観る資格があるのか(滝汗)。ま、面白ければいいか。
この作品で私にとって笑いのツボだったのが、登場人物の名前。
原作の登場人物の西洋名が、歌舞伎ということで絶妙な(笑)日本名になっていて、感心しました。
筋書に原作との対応表が出ていて、最初見た時はオヤジの駄洒落のような命名に思わず吹きそうになりました。
ヴァイオラ→琵琶姫
シザーリオ→獅子丸
オーシーノ公爵→大篠左大臣
マルヴォーリオ→丸尾坊太夫
サー・アンドルー・エーギュチーク→安藤英竹 などなど
いや~、これ考えた人は楽しかったでしょうね(笑)
基本法則として発音が類似するよう命名しているようで、意味的にもなんとなく元の西洋名が想像できます。こういうオヤジギャグ的な言葉遊びが私、大好きです。
某LEON&NIKITAの造語や外国人力士の四股名に通じるものがあるかもw
お芝居の間もこれが可笑しくて、他のシェイクスピア作品だったらどうなるのかとアホな妄想が浮かんできて困りました。
あまりにもお馬鹿なのでここには書きませんが昨日今日と、ぐるぐる頭の中を色んな名前が巡ってます。
こういう歌舞伎だったら、初心者の私にもすんなり入っていけるし、今まで観た作品とも一味違う新鮮さもあって、楽しいひと時を過ごすことができました。
この日は開演10分前に歌舞伎座に着く予定で最寄り駅まで行ったら生憎、地下鉄トラブルのために、電車が20分後にならないと来ないことが判明してピンチ!
急遽、家に舞い戻って別の手段で、なんとか開演1分後ぐらいに到着してヤレヤレと思ったら、演出の都合上、途中入場がすぐにできないとのこと、10分程度廊下で待つことになりました。
そんなわけで序幕第一場の大篠左大臣館広庭の場を見逃してしまいました。
あ~もったいない!悔しい!やっぱり時間に余裕を持って行動しないと駄目ですね。
さて、舞台については相変わらず予習なしのぶっつけ本番、役者さんは誰が出ているのかも全く知らずに観たんですが、いや~面白かったです。
今まで観た(といってもわずかですが・・)作品とちょっと毛色が違って、元の話が西洋だからでしょうか、鏡貼りの舞台装置の色使いも全体にシックなんだけど豪奢で陰影がはっきりしてるし、音楽もチェンバロが使われていたりと、どこかオペラを彷彿させるものがありました。
フィナーレで登場人物全員が主役を中心に横並びで舞台に整列するのも、ちょっとオペラっぽい感じ。
歌舞伎のあっけない終わり方も好きですが、オペラのフィナーレで登場人物が順番に出てきて最後に全員が手をつないで御挨拶→その後余韻を楽しむカーテンコールのひと時が私は大好きなので、今回の終わり方はとても華やかで良かったです。
役者さんの演技については正直私にはさっぱり分かりません。
なにしろ役者の顔も名前も区別がつかないレベルですから。
演出についても鏡の両面性と双子の関係などきっと深い意味があるのでしょうけど、それも置いておいて、とにかく観ていて華やかで面白ければ私はそれで満足!
今回のお芝居は脇役たちのサイドストーリーがめっちゃ楽しかったです。
特に、左大弁 桐院鐘道、腰元 麻阿、右大弁 安藤英竹の3人組のお茶目な悪ふざけっぷりが最高でした。
「コマンタレヴー」やら「トレビア~ン」なんてふざけているかと思えば、歌いながら「テキーラ!」とか叫んでるしw
麻阿なんて畳の上をずり這いしたり、庭の築山の裏を全力疾走したりと、公家の姫様付きの腰元とは思えない妙な動きをして、観客の笑いを誘っていました。
実は麻阿役は市川亀治郎さんだったんですね!
いかに自分に鑑識眼が備わってないかを露呈するようですが、最初出てきた時は全く分かりませんでした。
この面白い姐さんを演じているのは何ていう役者さんなのかな?と、薄明かりの中、筋書をためつすがめつ確認したら「亀治郎」。
えっ、今、武田晴信をやっているあの亀治郎さんなの!?大河ドラマに出演していて舞台に出る時間があるものなのか?それとも同じ名前の別人がいるのか?←まったく無知なもので、お恥ずかしい限りです。(汗)
筋書きの真ん中あたりにある「今月の役々」を見てようやく、武田晴信と麻阿が同一人物(笑)だと分かりました。
ただ、その後、再び登場したときに双眼鏡で見てもやっぱり、分からない・・・
お化粧してしまうと、元の役者さんが誰なのか私には全く判別できないんです。舞台から遠い3等席だと尚更です。
筋書に書いてあるから亀治郎さんなんでしょうけど、筋書を持っていなかったら多分最後まで気付かなかったでしょう。
歌舞伎ファンの方はどうして舞台上の役者の区別がつくのか、私には未だに謎。お化粧した顔が判別できるのは、私からするとすごい才能だと思います。
こんな状態で歌舞伎を観る資格があるのか(滝汗)。ま、面白ければいいか。
この作品で私にとって笑いのツボだったのが、登場人物の名前。
原作の登場人物の西洋名が、歌舞伎ということで絶妙な(笑)日本名になっていて、感心しました。
筋書に原作との対応表が出ていて、最初見た時はオヤジの駄洒落のような命名に思わず吹きそうになりました。
ヴァイオラ→琵琶姫
シザーリオ→獅子丸
オーシーノ公爵→大篠左大臣
マルヴォーリオ→丸尾坊太夫
サー・アンドルー・エーギュチーク→安藤英竹 などなど
いや~、これ考えた人は楽しかったでしょうね(笑)
基本法則として発音が類似するよう命名しているようで、意味的にもなんとなく元の西洋名が想像できます。こういうオヤジギャグ的な言葉遊びが私、大好きです。
某LEON&NIKITAの造語や外国人力士の四股名に通じるものがあるかもw
お芝居の間もこれが可笑しくて、他のシェイクスピア作品だったらどうなるのかとアホな妄想が浮かんできて困りました。
あまりにもお馬鹿なのでここには書きませんが昨日今日と、ぐるぐる頭の中を色んな名前が巡ってます。
こういう歌舞伎だったら、初心者の私にもすんなり入っていけるし、今まで観た作品とも一味違う新鮮さもあって、楽しいひと時を過ごすことができました。
by icewine5
| 2007-07-11 01:42
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