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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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秀山祭九月大歌舞伎 昼の部

もう半月以上経ってしまいましたが、まだ残暑の厳しかった先月下旬、九月大歌舞伎を観て来ました。
既にかなり記憶が薄れていますが、せっかく行ってきたんだし、とりあえず何を見たかだけでも忘れないようちょこっと自分用覚書です。





今回のお目当ては、「竜馬がゆく」。
司馬遼太郎原作の幕末ものということで、楽しみにしていました。
新しい作品のようで、歌舞伎を観ているというよりも時代物の普通のお芝居を見ているような感じでした。
主人公の竜馬を中心に3幕それぞれ異なるエピソード(一応つながっていはいるんだけど)になっていて、(歌舞伎超超初心者の自分がこんな言い方をするのは大変僭越かもしれませんが)、長い小説から少しずつ話題をかい摘んで無理やり1時間半ほどに押し込めた感じが否めませんでした。

あまりこの時代に興味の無い人には相当退屈だったんじゃないでしょうか・・・
特に第三幕目は勝海舟と坂本竜馬の開国論やら国家ビジョン論争が延々続くので、幕末オタの自分にとっては美味しい場面でしたが、前の列のオバサマがたはスヤスヤ心地よくお眠りになってました^^;

第一幕目は桂小五郎と竜馬の出会い。第二幕は竜馬たち土佐の郷士と上士の対立による悲劇と、それぞれの幕は話がまとまっていて、コミカルな場面アリ、緊迫する場面ありと楽しめました。
土佐勤皇党なんて言葉も聞けたし、勝海舟の西洋風お屋敷のセットとか、「新選組!」の多摩編を思い出させてくれたりして、ちょっと懐かしかったです。
できれば3時間ぐらいのお芝居で話の焦点を絞った形で観てみたい作品でした。

余談ですが、筋書きに「「竜馬がゆき」ふるさとを訪ねて」と題する染五郎さんの桂浜訪問レポが掲載されていました。
坂本竜馬記念館、行ってみたいなあ・・・桂浜も幼児の頃に海水浴に行ったきりなので、銅像の記憶はほとんど無いし。
新選組ゆかりの地はほぼ制覇したから今度は高知、鹿児島、山口めぐりを計画せねば・・・


2つめは、一谷嫩軍記 熊谷陣屋
これまでいくつか観た作品の中でも時々でてきた義のために我が子を犠牲にするというお話。
前にも同じ感想を書いたような気がしますが、現代人の感覚ではなんでそこまでして高貴な身分の人のために大切なわが子の命を犠牲にできるのかとやるせない気持ちになります。
しかも助けられた敦盛の母親が、熊谷の妻が嘆き悲しんでいるそばであまりアクションを起こさない上に、当然のように、その場を切り抜けちゃうのも割に合わない感じ。
もちろん、心の中で相手に感謝と申し訳ない気持ちを持っているのでしょうけど・・・もうちょっと大げさに言葉で表してくれないと、犠牲を払った方にすれば割に合わないでしょうに。


村松風二人汐汲
鑑識眼がないもので、踊りはどうしても退屈してしまいます(汗)。
感想は、綺麗!
以上。

目の前の踊りをみつつ、イヤホンガイドを聞いていて思ったのですが、姉妹で同じ一人の男性を愛して喧嘩になったりしなかったんでしょうかね~
せっかく目の前で美しい踊りが披露されているのに、在りし日の松風、村雨姉妹と行平のどろどろの三角関係を妄想してしまう自分は、どうも楽しむ方向を間違っているような気がします(笑)。

やっぱりあまり歌舞伎鑑賞には向いていないのかも(汗)
といいつつ今月の歌舞伎も面白そうなお話なので、密かに楽しみにしています。
by icewine5 | 2007-10-08 23:43 | 観劇・音楽鑑賞・博物館