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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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二月大歌舞伎

昨日は友人と二月大歌舞伎の昼の部に行って来ました。
観劇もさることながら、半分はその後のお茶&飲みで互いの仕事の愚痴などをこぼしあってストレス発散することが目的でしたが(笑)

実は歌舞伎を見るのは、今回初めてでした。
オペラやバレエは子供の頃から親しみがあるので、年に数回は行くのですが、どうも日本の伝統芸能は敷居が高いイメージが強かったのです。
一度は生で見てみたいと思いつつも、オペラほど気軽に行く気にはなれなかったのですが、ようやく念願かなって観ることができました。

最近は、大分変わってきているのかもしれませんが、自分が学生の頃は授業でオペラは教えられても、能や歌舞伎は歴史でちょっと触れる程度。
本来、日本人なら日本の伝統芸能の方に親しみがあるはずなのに、外国語で演じるオペラの方がとっつきやすいとはあまり宜しくないですね。

初体験の感想ですが、全く知識ゼロの初心者以前の状態なので、内容そのものについてはコメントできるレベルではありません(^^ゞ
でも、幸い見ている人もほとんどいないし、せっかくの記念なので、とりあえず周囲の雰囲気や感じたことなど、非常にお馬鹿なことばかり、覚え書き。




その1:歌舞伎座で食料難民(涙)
今回、学んだ最重要事項は、お客さんの数に比べて歌舞伎座内で売られているお弁当の数が圧倒的に少ないこと。
前夜に歌舞伎座のHPをチェックしていて、どの弁当食べよっかな~とあれこれ物色していたのですが、いざ幕間に購入しようと思ったらどこも売り切れ状態・・・
ようやく1800円のお寿司を購入し、二人で分けて食べました。(涙)
よく相撲観戦にいく両国国技館だと食べ物&酒が非常に豊富で、観戦中はひたすら飲み食いしており、歌舞伎座もHPを見た限りでは同じようなイメージだったので、まさか食糧確保がこんなに大変だとは思いもしませんでした。
次に行く機会がもしあれば、今度は早めにGETしておかなくては!

もうひとつくだらないことを(^^ゞ
国技館だと朝青龍や琴欧州など人気力士にちなんだ弁当が色々あって、それは結構早く売り切れるのです。
歌舞伎座も人気役者プロデュース弁当があれば面白いのにね、と友人とアホな会話をしておりました。

その2:3階椅子席はリーズナブル(^o^)だけどめちゃくちゃ狭い(涙)
今回、初めてチケ取りして意外だったのは、3階席だと本当に安いということ。
私たちの座った3階A席は4200円でしたが、この値段で午前の部の4演目が見られるんだから、すごいですね。オペラはいくら末席でもこんな値段じゃ見られないよ~
1時間当りに換算すると(笑)約1100円!こんなに安いんだったら、もっと早く行くんだった。

ただし!座席が本当に狭かったです。膝が前の座席の背もたれにあたって痛いし、身動きはできないしで、5時間が限度でした。
終わってから他の席種も覗いてみましたが、平土間の席は椅子も間隔もゆったりしていて、全然違うのですね。歌舞伎座は席種によって椅子に差があることを知りました(笑)

その3:ようやく内容。思っていたより面白かった(^o^)
何の予備知識も無いので、さっぱり分からないんじゃないか心配でしたが、結構現代語に近く、前もってプログラムの解説を斜め読みしておけば、なんとか意味はわかったのでほっとしました。
ただ、文楽やオペラのように字幕があれば、筋書きを読んでおかなくても分かるのに。字幕つけてくれないのかなぁ。
今回観た4つの作品の中では一谷嫩軍記と極付幡随長兵衛の2作品はストーリー展開が早く、起承転結も分かりやすくて、私の好みに合いました。
他の2作品は踊りがメインで正直なところ退屈して眠りそうになってしまった(苦笑)
一谷嫩軍記は、かつて古文で勉強した平家物語のエピソードが出てきて、なんだか懐かしく感じました。

何度も歌舞伎を見ている一緒に行った友人は「文楽の人形の代わりに人間が演じるだけで基本は同じだよ。」と言っていましたが、まさにそんな感じでした。
ただ、1回観ただけではまだ分かっていないのかもしれませんが、文楽の方が私の場合、感情移入しやすかったです。

作品にもよるのでしょうけど、今回観た作品は確かに面白かったものの、残念ながらのめりこんで夢中になるほどではありませんでした。
オペラを観る時のように鳥肌が立ったり気分が高揚する、といったこともなく淡々と最後まで見続けたといった感じでした。
また機会があれば、その時はきちんと予習をして、もうちょっと知識を身に付けた上で観てみたいと思います。その時、今の感想がどう変わるのかも確認したいので。
by icewine5 | 2006-02-06 22:11 | 観劇・音楽鑑賞・博物館