晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


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ダニエル・バレンボイム氏がカイロ交響楽団を指揮

2週間ほど前に見つけた話題なんですが、今年9月に来日するダニエル・バレンボイム関連のニュースを漁っていたところ、気になるニュースを発見しました。

エジプトの楽団と初共演 和平派のバレンボイム氏(47NEWS)
イスラエルのバレンボイム氏、カイロ交響楽団を初指揮 アラブ諸国で初 (産経ニュース)

イスラエル人のバレンボイム氏が初めて、エジプトのカイロ・オペラハウスで国立カイロ交響楽団と共演し、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を指揮したのだそうです。
バレンボイムは今年の正月のウィーンフィルのニューイヤーコンサートでも中東和平を呼びかけたりと、本当に精力的に活動していますね。

そのニュースの中で、もう一人、気になる人物の名前を思いがけず見つけて「おぉっ!」となったわけです。なんと、「アラビアのロレンス」でアリを演じたオマー・シャリフですよ♪
 「演奏に先立ちエジプトの名優オマー・シャリフ氏がバレンボイム氏を『寛容の精神を培ってきた人』と紹介」 <47NEWS「エジプトの楽団と初共演 和平派のバレンボイム氏」より引用>

へぇ~、オマー・シャリフがバレンボイムを紹介したとは!なんだか意外な感じがしました。
なんで意外だったかというと・・・

バレンボイムといえば、パレスチナ出身でコロンビア大学の英文学・比較文学教授だった故エドワード・サイード氏との交流が有名ですよね。
人種を超えて意気投合し、音楽論についての対談を行ったり、イスラエル、アラブ各国の演奏家が参加して世界各地で演奏活動を行う「ウエスト・イースト・ディバン・オーケストラ」を二人で組織した間柄。

バレンボイム/サイード 音楽と社会

A・グゼリミアン / みすず書房


で、そのエドワード・サイード氏つながりで出てくるのがオマー・シャリフで、この二人はカイロのヴィクトリア・カレッジ時代の同窓生なんですよね。

以前、サイードの自伝「遠い場所の記憶」にオマー・シャリフが登場するとの情報を仕入れて、それ目当てで読んだことがあるのですが(ミーハー根性丸出しな自分・・・)、その中でオマー・シャリフが、めちゃくちゃ嫌~なタイプの先輩として描かれていました^^;

遠い場所の記憶 自伝

エドワード・W. サイード / みすず書房

サイードの記述によると、先輩オマー・シャリフは学業、スポーツいずれにも秀でた超優等生で学校では花形スター的な存在だったようですが、大金持ちの優等生坊ちゃん特有の尊大でいけすかない奴だったようで、サイードは一度、理不尽ないじめられ方をした事があったらしいです。
誰でもそうですが、子供の時に人から受けた嫌な仕打ちは大人になっても忘れないもので、サイードはオマー・シャリフに対してあまり良い印象を持っていないのが文章の端々からにじみ出ていました。

そんなわけで、サイードと親交のあったバレンボイムのコンサートでオマー・シャリフが彼を紹介するというのがなんだか「へぇ~!」だったわけですが、意外なところで人脈というのはつながっているものだと思いました。

なにはともあれ、このカイロ・オペラハウスでの演奏会は聴衆の拍手喝采を浴びたそうですから、バレンボイム氏には音楽を通じた和平活動をこれからも続けてもらいたいものです。
それに、思いがけず、オマー・シャリフの名前まで出てきたのはラッキーでした♪
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by icewine5 | 2009-05-01 01:43 | 音楽

ジャクリーヌ・デュ・プレ

店頭で安さに惹かれて買ったCD。
世紀のビッグ・カップル、ジャクリーヌ・デュ・プレとダニエル・バレンボイム夫婦(だったと言うべきか・・)によるブラームスのチェロ・ソナタ第一番と第二番です。

ブラームス:チェロ・ソナタ第1番&第2番

デュ・プレ(ジャクリーヌ) / EMIミュージック・ジャパン

スコア:


ジャクリーヌ・デュ・プレは本当に大好きなチェリストです。
彼女の奏でるエルガーのチェロ協奏曲はもちろん、サン・サーンスやシューマンの協奏曲も本当に素晴らしい。

伝説のチェリスト・ジャクリーヌ・デュ・プレ

デュ・プレ(ジャクリーヌ) / EMIミュージック・ジャパン


特に良いのはやっぱり夫婦で演奏した作品。ショパンやフランクのソナタは昔からしょっちゅう聴いています。

ショパン&フランク : チェロ・ソナタ集

デュ・プレ(ジャクリーヌ) / EMIミュージック・ジャパン

スコア:

ブラームスのソナタも情緒たっぷり、心を揺さぶられる演奏でした。

バレンボイムが自伝か対談?だったかで、デュ・プレのことを「たいていの演奏家は人間がたまたま音楽を演奏しているように見えるが、ジャッキーは音楽家がたまたま人間の姿をしているようだった」といった意味の事を言っていて、なるほどな~と思ったことがあります。

ただ、CDジャケットでは、仲良くツーショットで幸せそうな笑顔を見せているジャクリーヌですが、その後の二人の関係、彼女と姉夫婦との葛藤を思うと、笑顔であるが故に余計に痛ましい気持ちになります。

痛ましいといえば、ジャクリーヌの姉と弟が書いた「風のジャクリーヌ」を元にした映画「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」が1999年に公開(日本では2000年)されましたが、あれは非常に衝撃的でした。

ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ デラックス版 [DVD]

パイオニアLDC

スコア:


この映画は、イギリスではかなり批判もあったそうですが、エミリー・ワトソン演じるジャクリーヌは本人が乗り移ったんじゃないかと思うぐらいの熱演で印象に残っています。
多発性硬化症に犯され、チェロを弾けなくなったジャクリーヌがパリにいるバレンボイムとの電話の最中に赤ちゃんの声が聞こえてきたことで、彼が既に別の家庭を持っていたことを知って絶望するシーン。
バックにかかっていたエルガーのチェロ協奏曲はあまりにも辛すぎました。
バレンボイムご本人はあの映画を見たんだろうか?

バレンボイムといえば、今度、ミラノスカラ座来日公演のアイーダで指揮をとりますね。
ものすご~く行きたいのですが、値段が庶民をバカにしているとしか思えない!
S席67,000円って(涙)。近場の海外旅行が1回できてしまう値段です。
F席でも15,000円。この末席あたりでもいいのでチケット取りたいのですが、きっとすごい競争率なんだろうな・・・
とりあえず、チケットぴあのプレリザーブ手続きしなくては!
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by icewine5 | 2009-02-28 02:22 | 音楽

ヴィターリ:シャコンヌ

先行き不透明な状況の中、会社の行く末もどうなるかわからないのもあって、今までほどホイホイ消費するのは極力控えるようにしている今日この頃。
とは言っても、交際費や人へのプレゼントなどを削るのはけち臭くて嫌だし、どこで節約するかというと、コンサートに行く回数とか、外出でお店に立ち寄るのを控えるとか・・・まあ、工夫が必要なわけです。

最近はコンサート回数を減らすかわりに、その反動もあってCDやらDVDをちょくちょく購入しています。
ですが、アマゾンのいけないところ?は、カード番号をいちいち入力しなくても簡単に購入してしまえる点で、ここ1~2ヶ月をふりかえってみたら、結局、クラシックコンサート1回分よりも消費してるかも?一体なにしてることやら。

最近購入して正解だったのが、こちら「魔弓の至芸/イタリア・ヴァイオリン名曲集」

イタリア・ヴァイオリン名曲集

フランチェスカッティ(ジノ) / ソニーレコード


目当てはヴィターリのシャコンヌ。
曲全体に悲愴感が漂い、憂いをおびた旋律を切々とヴァイオリンで歌い上げるこの曲のピアノ伴奏バージョンは昔から大好きでよく聴いていました。

ジノ・フランチェスカッティがオーケストラヴァージョンに編曲したのを視聴したら、とても良さそうだったので、早速購入しちゃいました。

今まで聴き馴染んでいた、ピアノ伴奏バージョンよりも、テンポが速めだし、情熱的で激しい感じなので、最初に聴いた時はちょっと違和感があったのですが、何度も聴いていると、これはこれで重厚感があってとても素晴らしい演奏だと思えるようになりました♪
ピアノ伴奏バージョンも好きだし、それとは別ものの曲だと捉えた方がいいなと思いました。

ちなみに、いつも聴いているのは、はるか昔に親がどこかからダビングした古いカセットテープ。
妹の練習用にレコードからダビングしたんだろうけど、テープには「ヴィターリ:シャコンヌ」と書き殴ってあるだけで、演奏者が誰なのか何も記されていない・・・
なんとなく、ヘンリク・シェリングかナタン・ミルシテインのような気がするのですが、いまだ定かではありません。

なんとなく最近ヴァイオリンづいていて、もうひとつ買ったのはハイフェッツの演奏するエーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト、ミクローシュ・ローザのいずれもヴァイオリン協奏曲。

コルンゴルド&ローザ:ヴァイオリン協奏曲&ワックスマン:カルメン幻想曲

ハイフェッツ(ヤッシャ) / BMGインターナショナル


ミクローシュ・ローザってベン・ハーの音楽を作曲した人だったのですね~。
こちらは期待していたほどではなかったですが、なかなかロマンチックな曲でした。

他にも、オマー・シャリフ出演映画、これまでにもかなり観ていたはずなのに、実は未視聴の作品もいくつかあって、大人買いしてしまいそうな予感・・・
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by icewine5 | 2009-01-31 23:08 | 音楽

北の国のあついクラシック♪

日本人は大陸からきた弥生系と南方からきた縄文系がいるらしいけれど、私の場合、自分の体質や目鼻立ちからして間違いなく縄文系。
そのせいかどうかは分からないですが、夏の暑さには強いかわりに冬の寒さは肉体的にも精神的にも堪えます。
何が嫌かって、寒くて体はこわばるし、日の暮れるのは早いし、仕事も年度末に向けて忙しくなるから、気分も開放的ではないし・・・
明日はようやく冬至。厳しい寒さはこれからが本番ですが、少しずつ日が長くなるのが、せめてもの救いです。今から春が待ち遠しいです。

ただ、春に向けて懸念すべき大問題も生じています。
すばり、会社の経営状況の悪化。不景気の煽りや政治の影響を受けて、未曾有の危機に直面しており、とりあえずボーナスは出たものの、会社的にはかなりヤバい状況のようで、今後、どうすべきなのか、あれこれ考えると不安になります。

こういう心身ともに寒い季節は、精神もウェットな暖かさを求めるのか、ロシアや北欧など、北の大地の雄大で情熱的でロマンチックな音楽が無性に聴きたくなります。
ラフマニノフ、チャイコフスキー、シベリウス、ヴィニアフスキーなどなど・・・
彼らの曲は私にとっては冬の曲なんですよね。

ラフマニノフのピアノコンチェルトは最も有名な2番以外の3番、4番、パガニーニの主題による狂詩曲なんかも大好きで、寒い時でも聴いていると心が熱くなって、なんだか気も大きくなって楽観的になれます。
ちなみに演奏で好きなのは、アシュケナージが比較的歳をとってから演奏したもの。若い頃に録音したものはなんとなく歯切れが良すぎるような気がして個人的にはいまいち好みじゃない。
このロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演が一番好きかな。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

アシュケナージ(ヴラディーミル) / ユニバーサル ミュージック クラシック


先日は久しぶりに新たなCDを購入しました。ラフマニノフのソナタのほか小品の数々。奏者はこれまた大好きなミッシャ・マイスキー♪
たまたま店頭でマイスキーの眼力に引き寄せられて(笑)買ってしまったんですが、今まで聴いたことのない作品もあってよかったです。

メロディ

マイスキー(ミッシャ) / ユニバーサル ミュージック クラシック

やっぱりこのジャケットの衣装も三宅一生なのでしょうか^^;ごく普通のシャツに見えるけど。

また、もう一つたまたまなんですが、NHKBSをかけ流していたら、クラシックロイヤルシートでNHK音楽祭2008の中からシベリウス作品をいくつかやっていて、久しぶりにヴァイオリニストの諏訪内晶子さんが出ていました。
彼女、確かしばらく活動を休止していたとかで、最近みかけないなあと思っていたら、久しぶりに週刊誌のゴシップネタになっていてびっくり。
プライベートは大変そう?ですが、演奏活動はされているようで、なによりです。
で、その彼女の演奏するシベリウスのヴァイオリン協奏曲。これも本当にロマンチックな作品ですよね。本当に何度聴いても飽きることの無い大好きな曲です。
諏訪内さんの演奏は、そんなに派手な感じはなかったですが、きれいにまとまっていて良かったです。指揮は、アシュケナージ。
イツァーク・パールパンのしっとりした演奏に近い感じを受けました。演奏状態のせいかもしれませんが、第三楽章のクライマックスの部分とかオーケストラがもうちょっと出張ってもいいような気がしました。ピアノコンチェルトと違ってヴァイオリンのときは全体にオケは音量を控えめに演奏しているわけですが。
まあ、この曲はテレビやCDで聴くよりもコンサート会場で聴く方が迫力が伝わるので、実際に生で聞いていたら、違って感じるんでしょうけれど。
この作品はハイフェッツの神業的な演奏も好きなんですが、パールマン的な、ややもするとこってりし過ぎになりかねない演奏も好きだったりします。

チャイコフスキー/ヴィエニャフスキ/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(ハイフェッツ/ロンドン・フィル/バルビローリ/ビーチャム)(1935-1937)

チャイコフスキー;ヴィエニャフスキ;シベリウス / Naxos Historical


とまあ、春の兆しが見えるまでは、ロシアや北欧のロマンチwな曲を聴きながら乗り切ることにします。
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by icewine5 | 2008-12-20 22:28 | 音楽

小野アンナさんの人生

美波ちゃん目当てで、「かもめ」を観て以来、チェーホフに少し興味をもって、本屋のロシア文学コーナーで手にとった本。チェーホフとの恋 (チェーホフ・コレクション)
リディア・アレクセーエヴナ アヴィーロワ / / 未知谷
ISBN : 4896421221
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(小野俊一/訳、ワルワラ・ブブノワ/挿絵)

といっても今日、書きたいのはこの本の感想ではなくて、小野アンナさんのことです。

独特の味のある挿絵やかもめが初演された劇場の写真など眺めながら頁をめくって、小野有五氏の後記「俊一とアンナ、そしてブブノワ」を斜め読みしていたところで、目に入ってきたのが小野アンナの名前です。

小野アンナさんと言えば、ヴァイオリン教則本を書いた人であり、前橋汀子さんや巌本真理さんなど女性ヴァイオリニストを育て、現在の日本のヴァイオリン教育界に多大な影響を与えた人。
恐らくヴァイオリンの道を志す人なら、彼女の門下生と少なからず、つながりのある先生のお世話になっていたりするんじゃないでしょうか。

ただ、私の知っている知識はその程度で、小野アンナさんがどんな人生を歩んだ人なのかは全く知りませんでした。
で、彼女とこのチェーホフの本に一体どういう関係があるのか、気になって、本編はともかく後記を先に読んだのですが、今まで知らなかったアンナさんと小野俊一、ワルワラの関係がよく分かりました。ついでに後から調べたらオノ・ヨーコさんまで縁続きでびっくり。
小野アンナさん、ものすごく波乱万丈な人生を歩んだ方でした!

小野アンナ(アンナ・ドミートリエヴナ・ブブノワ)は1890年、サンクト・ペテルブルクで官吏の父と地主の家柄の母の間に生まれました。この本の挿絵を書いたワルワラ・ブブノワはアンナの姉。
アンナは14歳でサンクト・ペテルブルク音楽院に入学し、ヴァイオリンを学びます。
そして、チャリティ・コンサートでバッハのシャコンヌを演奏するアンナを見初めたのが、当時ペテルブルク大学に留学していた小野俊一です。

その後、ロシア革命が勃発、アンナと俊一は革命の混乱のなか、教会であわただしく結婚を誓うとその足でシベリア鉄道に飛び乗り、駆け落ち同然の姿で日本を目指した」(小野有五氏の後記より引用)のだそうです。彼女の出奔を家族が知ったのはアンナがシベリア鉄道の中から打った電報だったんですって。
いや~、そんな風にして彼女が日本にやって来たとは!なんてロマンチ(笑)な話でしょう・・・

ロシアの令嬢と恋に落ちるなんて、この小野俊一さん、本ではロシア文学者・動物学者・社会運動家と紹介されていますが、一体どんな素性の人なの?と気になって検索してみたところ、「歴史が眠る多摩霊園」というページで詳しく紹介されていました。なるほど、銀行家の坊ちゃんだったんですね。アンナさんやワルワラさんのことも分かりやすく紹介されています。

余談ですが、ここでちょっとビックリしたこと。
血はつながっていないのですが、小野アンナさんとオノ・ヨーコさんは義理の伯母と姪の間柄だったんですね!
小野俊一の弟の娘がオノ・ヨーコさんなのだそうです。
オノ・ヨーコさんについては、特に興味を持ったこともなく、ジョン・レノンの奥さんという事ぐらいしか知らなかったので、ついでにwikiや家系図のサイトなどを見たら、彼女も銀行家のお嬢サマ、安田財閥の一族だったんですね。
それにしても、同じ小野姓でもまさか小野アンナと縁続きなんて思ってもみませんでした。閨閥というのは芋づる式に色んな人がつながってくるから面白いです。

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by icewine5 | 2008-08-09 01:17 | 音楽

新日本フィル「第九」年末特別公演

数年ぶりに生で第九を聴いて年末気分を味わいたいということで、Bunkamuraオーチャードホールで行われた新日本フィルハーモニー管弦楽団の「第九」年末特別演奏会2007に行って来ました。

ドホナーニ作曲 弦楽三重奏曲「セレナード」作品10
ベートーヴェン作曲 交響曲第9番ニ短調「合唱つき」作品125
指揮:ハインリヒ・シフ
ソプラノ:中嶋彰子
アルト:カロリン・マズア
テノール:シュテファン・リューガマー
バス:アンドレアス・シュミット
ヴァイオリン:崔文洙
ヴィオラ:篠崎友美
チェロ:花崎 薫
<新日本フィルハーモニー管弦楽団の公式HPより引用>
大晦日にNHKの第九コンサートを視聴するのもいいけれど、たまに生で聴くのもいいものです。
1時間以上の大曲だし、自分の場合、家で1楽章から4楽章まで通しでちゃんと座って聴くことはまずないですから。
第1、第2、第3楽章と段階を踏んで、第4楽章の歓喜の歌の盛り上がりに向けての高揚感というか、期待感はコンサートホールならではだと思います。
第4楽章には1~3楽章までのテーマが出てきますが、これもちゃんと1~3楽章を聴いてこその感激があるような気がします。

さて、指揮者のハインリヒ・シフはチェリストでもあるんですね。
私が無知すぎたというのもあるんですが、シフというとピアニストのアンドラーシュ・シフの方が思い浮かんで、実は最初このコンサートの申し込みをしようとした時、「シフってピアノだけじゃなくて指揮もやるんだ」とうっかり勘違いしかけたんです(汗)。

プロフィールを調べると、チェリストとして評価の高い方でディスコグラフィーを見ても錚錚たるオーケストラと共演してたのですね~知らなかった・・・
第九の演奏も良かったし、チェロの演奏も聴いてみたくなりました。

ドヴォルザーク:交響曲第9番
シフ(ハインリヒ) / / マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
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特に、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と共演したドヴォルザークのチェロ協奏曲とか、大好きなジャクリーヌ・デュ・プレの演奏と聞き比べしてみたいな♪

ところで、第九といえば年末の恒例行事としてヨーロッパから伝わってきたのだと思いますが、詳しい経緯がふと気になってウィキペディアで検索してみました。
「へぇ~」だったのは、戦後、オーケストラ団員の年末年始の生活困窮を防ぐためだった説。ある種の歳末助け合い的な感じです。

元々は新交響楽団(現在のN響)の音楽監督が、「ドイツでは習慣として大晦日に第九を演奏している」と紹介したことが発端だそうですが、10年前、年末年始にドイツに行った時は元旦に第九を聞いたことがあります。
確かにこの曲の性質や歓喜の歌の歌詞からすると、1年の始まりにも相応しいように思います。

いずれにしても、1年の節目に聴くとすっきりします。
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by icewine5 | 2007-12-27 22:00 | 音楽

グレン・グールド没後25年イベント

先日、カナダ大使館で開催された講演会&上映会「平野啓一郎、グールドの魅力を語る」に行ってきました。
以前、山野楽器でグールドのCDを購入したときについていた応募ハガキを駄目元で送ったら、運よく当たったものです。

Golden Gould~平野啓一郎と辿るグレン・グールドの軌跡
グールド(グレン) / / ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
ISBN : B000ULV34Q
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J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲
/ ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
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今回のイベントはグレン・グールド没後25年を記念したもの。
グールドに関心の深い平野啓一郎氏が選出した作品を収録した「Golden Gould」や、今回上映された「J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲(DVD)」が発売されたりしています。

前半45分は平野啓一郎氏のグールドに関する講演会、その後引き続き「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」(1981年)の上映会、最後に平野氏への質疑応答という構成でした。

初めて聴いた平野さんの講演会。
私の勝手なイメージで、平野さんというと茶髪にピアスで小難しい話をする尖がったイメージをなんとなく持っていたのですが、予想していたよりもずっと落ち着いた物腰柔らかな人で、話も面白くて分かりやすく、良い意味で予想を裏切られました。

話は平野さんがグールドに関心を持ったきっかけから始まり、学生時代のグールド観、平野氏のクラシック音楽に対するスタンス、グールドのメディア戦略などなど多岐に渡りましたが、全てがきちんと関連付けられていて、それを順序だてて話してくれるので、大変分かりやすかったです。
やっぱり頭の良い人なんだなあと改めて感心しました。

以下、講演の中で印象に残っていることをいくつか。(メモは取っていないので、かなりあやふやです。)

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by icewine5 | 2007-12-02 15:26 | 音楽

バッハ「マタイ受難曲」

この1週間、ひたすらグールドの弾く「悲愴」「月光」「熱情」モードでしたが、昨日あたりからバッハに移行中。今のBGMは同じくグールド演奏のバッハ「ゴールドベルク変奏曲」。
というのも、昨日メールチェックをしていたら、嬉しいお知らせメールが届いてたから!

2008年3月の聖トーマス教会合唱団&ゲヴァントハウス管弦楽団来日公演のプレリザーブに申し込んでいたのが無事当選とのこと。
曲目は復活祭にはちょっと早いですが、J.S.バッハ:マタイ受難曲。
これは何があっても絶対行きたかったので、ホント嬉しい!

マタイ受難曲を生で聴いたのは2005年のミシェル・コルボ指揮ローザンヌ・声楽・器楽アンサンブル以来だから3年ぶり。
あの時は、私の一番大好きな第二部第39曲「神よ、憐れみたまえ」の部分で前の席のオジサンが体を前のめりにして眼鏡をかけたりはずしたりするもんだから、曲に集中できなくていらいらしたんで、今度こそ心置きなく曲に浸りたいです。

ちなみに普段聞いているのはカラヤン指揮のベルリンフィル(合唱はウィーン楽友教会合唱団とベルリン・ドイツ・オペラ合唱団)で、10年ぐらい前に図書館で借りたCDをカセットテープに録音したもの。いまだにカセットテープなんです・・

バッハ:マタイ受難曲
エルプ(カール) / / ユニバーサル ミュージック クラシック
スコア選択:


歴史的な名演奏といわれるのはメンゲルベルク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が、第二次世界大戦前夜の聖金曜日にオランダのアムステルダムで演奏したものだそうですが、まだ聴いたことがありません。
聴衆のすすり泣きが聞こえるというような名演奏、3月までに買って聴いてみようかな。

3月といえば年度末の修羅場の時期です・・・どうか、どうかっ、何も支障をきたすことなく無事聴きにいけますように。
今からめちゃくちゃ楽しみです♪
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by icewine5 | 2007-10-21 22:03 | 音楽

グレン・グールド没後25年企画

先日、ふと立ち寄った銀座の山野楽器にグレン・グールドの特設コーナーができていました。
今年はグレン・グールド生誕75周年、没後25年だったんですね。
お店ではソニー・クラシカルとモノ・マガジンのコラボ企画で記念のCDがリリースされていました。題して「~平野啓一郎と辿るグレン・グールドの奇跡~」、こんなのが出ていたのですね。
平野氏というとクラシック音楽のイメージが強いし、グールドの演奏が好きというのもなんか分かる気がする・・・

以前、グールド好きの会社の人から何枚もCDを借りて聞きまくっていた時期がありましたが、ここしばらくはずっとご無沙汰状態でした。
それが、久しぶりにお店で視聴しているうちに、なんだかグールド熱が再燃してきて、1枚衝動買いしたのが、グレン・グールド紙ジャケットコレクション ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」・第14番「月光」・第23番「熱情」。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 VOL.4(三大ソナタ)(紙ジャケット仕様)
/ ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
スコア選択: ★★★★★


多分、家の中のどこかに同じ演奏を収録したCDがあるはずだけど「完全生産限定版」の文字と講演会「平野啓一郎、グールドの魅力を語る」の応募ハガキに釣られて買ってしまった・・・

平野啓一郎の作品は「葬送」も「日蝕」も途中まで読みかけては、作品の世界に入っていけなくて挫折しているんですが、なぜかこの人の好きなものと自分の好きなものが共通してるんです。グールドもそうだし、ショパンとか森鴎外とかもね。
なので、平野氏本人には興味ないけど、彼の語るグレン・グールドはちょっと気になります。

ここ数日は、グールドの弾く「悲愴」「月光」「熱情」をリピートしまくってます。
久々にすさまじいテンポの「月光」第一楽章を聞いて心地よい刺激を受けました。
グールドの演奏ってなぜか何度聞いても飽きないし、むしろ聴けば聴くほどジワジワとするめのように味が出てくる感じがして、とても好きです。
ベートーヴェンのソナタそのものも大好きだし、グールドの演奏もいいし、他のコレクションも買ってしまいそうな予感。

久しぶりに自分でもピアノ触りたくなってきました・・・

グレン・グールド 27歳の記憶
/ 紀伊國屋書店
スコア選択: ★★★★★



もうひとつ嬉しいこと。
映画「グレン・グールド27歳の記憶」が銀座テアトルシネマで10月27日より上映されるそうです。
数年前も同じテアトルシネマで公開されたのを見ましたが、これはもう一度観たい!

上映初日はオープニング・イベント「平野啓一郎氏×宮澤純一氏のトークショー」が21:35の回終了後に行われるとのこと。
どうしよう・・・行ってみようかな~
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by icewine5 | 2007-10-19 01:41 | 音楽

エレーヌ・グリモーのCD

ピアノ好きの友人のオススメ、エレーヌ・グリモーのCDを購入しました。
ピアノ曲のCDを買ったのは、ものすごく久しぶりです。
曲目はショパンのピアノ・ソナタ第2番「葬送」、子守歌、舟歌。ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番。

先日、生で聴いたフジコ・ヘミングさんみたいに変に甘甘ではなく、さらっとして、それでいて情熱的な弾き方だったので、気に入りました。
最初、ショパンの「葬送」の第一楽章を聴いた時はちょっと前につんのめるような弾き方が気になりましたが、何度か聞いているうちに違和感はなくなりました。
あまり癖のない、聴きやすい演奏じゃないかと思います。

演奏は割とオーソドックスですが、このエレーヌ・グリモーさん、ご本人がかなり個性的な人物のようです。
見た目はいかにも御フランスな美人で、このルックスでピアニストとしてはかなり得しているんじゃないかと思わないでもないですが、CDについている彼女本人の曲に対する解説やインタビューを読むと、彼女特有の人生観やピアニストとしてのこだわりが伝わってきて、興味深かったです。

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by icewine5 | 2006-11-22 01:00 | 音楽