晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


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モーリス・ジャールの軌跡

シネマアンジェリカで、「モーリス・ジャールの軌跡」 を見てきました。
今年3月に亡くなったモーリス・ジャール氏の業績を本人や関係者らの証言で振り返るドキュメンタリーです。
昨年秋の大阪ヨーロッパ映画祭はデビッド・リーン監督の生誕100年や映画音楽誕生100年ということで、このドキュメンタリーは日本初上映だったそうでとても興味があったのですが、残念ながら行けませんでした。
ジャール氏が映画祭の名誉委員長として来日したときの様子を後日、ネット上の動画で見ましたが、80過ぎにも関わらず元気そうに話していらっしゃる様子だったのに、その時、既に癌で闘病中だったのですね。
今回、追悼上映が大阪に次いで、東京でも開催されると知って、早速行ってきました。

モーリス・ジャールといえば、私にとってはもちろん「アラビアのロレンス」と「ドクトル・ジバゴ」です。

アラビアのロレンス 完全版 [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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ほんの少しのシーンとはいえ、再び、映画館の画面であの雄大な砂漠の映像と音楽に浸れたのは幸せでした。
ロレンスとジバゴ関連のエピソード目当てで見ましたが、それ以外にも彼の長いキャリアの中で作られた数々の名曲についての本人や関係者のインタビューも非常に面白く、あっという間の80分でした。

冒頭、インタビューで彼は「ピアニストは音楽を指先でつくりがちだが、本来、音楽は頭とハートでつくるもの。そういう意味で自分はうまいピアニストでなくて良かった。」と話していたのが、まず印象に残っています。
演奏家と作曲家の違いは確かにそこにあると思います。
特に、ジャール氏のように映画音楽を作る場合、脳内で映像のイメージをふくらませ、監督の意図するところを汲み取る想像力や、それを音楽として映像と一体化して、観客の心に訴える表現力は普通の作曲家以上に必要だと思います。

そんな彼が音楽の道に進もうと思ったのは、リストのハンガリー狂詩曲2番を聞いたのがきっかけだそうです。

リスト:ハンガリー狂詩曲第2番

ストコフスキー(レオポルド) / BMG JAPAN

リストは私も大好きな作曲家の一人。そういわれてみると、確かにリストの華麗な音楽がモーリス・ジャールの後の映画音楽に通じているような気がしてきました。

さて、今回のドキュメンタリーのお目当てだった「アラビアのロレンス」の音楽制作関連のエピソードから。
モーリス・ジャールがロレンスの音楽を全て担当することになった経緯は面白かったです。
当初、プロデューサーのサム・スピーゲルは音楽の9割を別の作曲家に依頼しており、残りの1割をモーリス・ジャール氏が担当することになっていたそうです。
ところが、別の作曲家が作ったものというのが、イギリスの行進曲みたいなもので、デビッド・リーン監督はこれじゃ全然駄目だと言い、ジャール氏が1節、弾いた例のテーマ曲を聴いて、彼に全てを任せることになったとのこと。この話は今回初めて知りました。

ロレンスとジバゴに出演したオマー・シャリフも思い出を語ってくれていました。(←これも今回のお目当ての1つ♪)
「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」以来、久しぶりに彼がフランス語で喋っているのも聞けてラッキーでした。そういえば、このお方は、家庭でおフランス語を話すようなエジプト上流階級の出身でいらっしゃいましたw

話してくれた内容は、これまでにもインタビューなどで言っていたこととほとんど重複していて、ロレンスに関してはモーリス・ジャールの音楽が素晴らしかったこと、無名の新人が主役で、恋愛もアクションも無く、砂漠をラクダが走っているだけの映画だったが、脚本もすばらしかった云々。
「ドクトル・ジバゴ」については、音楽がとてもセンチメンタルだった上に、自分の演技もセンチメンタルだったといった趣旨のことを語っていました。

ドクトル・ジバゴ 特別版 [DVD]

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また、生前のデビッド・リーン監督をはじめ、ピーター・ウィアー監督やアドリアン・ライン監督など、多くの人が彼との映画音楽制作の思い出を語っていました。

色んな監督のインタビューがあったので、誰が言ったのかちょっとごちゃ混ぜになっていますが、だいたい共通しているところでは、モーリス・ジャールはシーンごとの音楽ではなく、映画全体をトータルで捉えて曲を構築するという点でした。
そういう意味ではオペラコンサートのようなもの、これはデビッド・リーン監督が言っていたことで、ロレンスかジバゴの特典のインタビューでも同趣旨のことが語られていました。

あとは、確かピーター・ウィアー監督だったかと思いますが、彼の音楽は雄大な風景を想起させる、映像はあくまでも2次元の世界だが、音楽がつくことで3次元の世界になる。これは激しく納得。
ロレンスやジバゴ以外に自分が見ていない映画で、彼が作曲した曲がいくつも流れましたが、砂漠とか草原とか、とにかく広大な景色に合うドラマチックな音楽が本当に素敵で、どれもこれも見てみたくなりました。

それ以外のエピソードでは、ジャール氏が敏感に監督の表情を読み取って、意図するところを汲み取り、いくつものパターンをピアノで弾いて試してくれる姿勢、作曲にかける集中力がすごい、本当にプロだった、本人が何と言おうと彼は優れたピアニストでもあった、などなど。

モーリス・ジャール本人が作曲の思い出話を語ってくれているのも、もちろん興味深かったです。
気心のしれたデビッド・リーンとの仕事については、彼の場合、音楽的なことはあまり言わず、情景やイメージを伝えてきて、そんなイメージに合う音楽を要求してきたとのこと。
彼のイメージを汲み取って、ピアノで「こんな感じはどうでしょう?」といくつものパターンで引き分けたりしながら相談しているシーンなど見ものでした。
「ドクトル・ジバゴ」では、最初、ロシア的な音楽を用意したそうですが、彼は納得せず、試行錯誤の結果、あまりロシア的でない旋律にバラライカをうまく使うことであの「ラーラのテーマ」が出来たそうです。
こういう制作話を聞くと、また改めて映画を見てみたくなってきます。

ライアンの娘 特別版 [DVD]

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リーン監督の作品のうち、「インドへの道」と「ライアンの娘」は未見ですが、これも音楽がつくられる経緯がなかなか面白かったので、そのうち見てみるつもり。

あとはルキノ・ヴィスコンティ監督の「地獄に堕ちた落ちた勇者ども」も見ないと!
この映画の作曲依頼があった時のことについてもインタビューの中で少し触れていて、ちょっと興味をそそられました。

地獄に堕ちた勇者ども [DVD]

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依頼があったので早速ローマに飛んだところ、ヴィスコンティは不在で何日経っても現れない。「ヴィスコンティさんには一体、いつ会えるのか」と聞いたところ、「彼は今、ウィーンでオペラのリハーサル中だ」とのこと。これについて「自分は仕事をしにきたのであって、オペラや音楽鑑賞のためにローマに来たのではないのに・・」と言っていましたが、これについてはその後、どうなったのかもっと詳しく聞きたいところでしたが、次のエピソードにうつってしまいました。

インタビューを通して、これだけ有名に映画音楽界に無くてはならない存在となってからも、非常に謙虚で研究熱心な人柄が伝わってきました。
既存の作曲方法や楽器にこだわらず、新しい手法や世界各国の様々な楽器を使い、それぞれの映画にあった音楽をつくりだす事へのこだわりは凄くて、職人気質な人なのがわかります。

また、本当に謙虚で、「本当に自分は音楽のことを熟知しているのだろうか」と自問する姿勢、独りよがりにならず、監督やその映画関係者が求める音楽について、いつも彼らと相談して、意向を確かめながら作曲する姿はさすがだと思います。
こういう人だからこそ、多くの監督が彼に仕事を依頼し、素晴らしい映画音楽が生まれたのでしょう。

一方で、「駄目な映画はいくら良い映画音楽をつけても駄目だ。逆に良い映画であっても音楽によって台無しになることもある。音楽が必要の無いところにも音楽をつけたがる監督もいる。それは作曲家の責任ではなく監督の責任だ。」との見解も示していました。

最後はやはり「アラビアのロレンス」のコンサートで彼が指揮をしているシーンで終わりました。素晴らしい映画音楽を数多く作ったといえども、やはり代表作はこれになるということですね。
コンサートの観客と一緒になって拍手をしたくなる素敵なドキュメンタリーでした。
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by icewine5 | 2009-06-28 17:25 | 映画

ドイツ&イギリス(その4 ロンドン地下鉄ストライキ)

f0059671_0463594.jpgさて、ロンドンです。
最初に、全く予期せぬ出来事だった地下鉄のストライキについてです。
短い滞在期間なので、効率的にまわろうとあれこれ計画していたのですけれど、まさか行っている間じゅう、まともにストライキにぶつかってしまうとは・・・(涙)。

ハイデルベルクでのんびり過ごした分、東京でも久しく経験していない通勤ラッシュに遭遇するし、バスはなかなか来ないし、ある意味、貴重な経験でもありました。

順を追って思い出してみます。

【6月9日午後】
ヒースロー空港に到着。
ここからホテルのあるパディントン駅までヒースローコネクトで20分ちょっとです。

f0059671_043583.jpg分かりやすいドイツの鉄道表示を見慣れていたせいか、最初はどの乗り場から何時に出発するのか等、勝手が分からなくて戸惑いましたが、あちこちで聞きまくってなんとか辿り着きました。

広いパディントン駅では地図片手にホテルの方向はどちらになるのかとキョロキョロ。まさに田舎から出てきたおのぼりさん状態でした(笑)。


f0059671_0432771.jpgホテルに荷物を置いて、まずは事前申し込みしておいたロンドンパスを引き取りにThe Britain & London Visitor Centerに行くために最寄り駅のピカデリー・サーカス駅まで地下鉄に乗ることにしました。

ロンドンは地下鉄が非常に発達しているので、観光にはとっても便利。
東京メトロのスイカと同じようなプリペイド方式のオイスターカードを購入したら、あとは改札でピッとやって乗るだけ。路線や行き先表示も分かりやすいし、「東京と同じ。もうこれはどこに行くのも楽チン!」と、ここまでは調子よくいったのです。
ピカデリー・サーカス周辺の人ごみも、なんだか東京に戻ってきたみたいで、最初の心細さも少しずつ緩和されてきました。

ロンドンパスも無事に入手して、さあこれから最初の目的地、帝国戦争博物館へ。
町の中心部から少し離れたLambeth North駅が最寄り駅でしたが、地下鉄でスムーズに移動できて、迷うこともなく、思っていたよりも早くたどり着くことができました。
これだったら明日も予定しているよりもあちこち行けるかも?と期待しつつ、見学を終えて元の駅に戻ってきたところ、入り口に人だかりができていて様子が変。

近寄ってみると、封鎖された駅の入り口に女性の駅員さんが立って、集まってきた人に何やら早口で説明していました。
最初は事故か故障か何らかのトラブルでこの駅か路線だけが使えないのかと安易に考えたんですが、聞いているうちにストライキだということが分かり、すっかり途方にくれてしまいました。
しかも地下鉄の全路線、それも11日まで48時間とか言ってるし・・・どうか貧しい聴解力による聴き間違いであってほしいと思ったものの、やはり本当にストライキでした(涙)。

どうしたものかと思案しているところへ、後からやってきた人にいきなり「何が起こったのか?」と尋ねられました。
ここでちょっと横道にそれます。
ロンドンに来て驚いたのが、自分のように地図を片手にキョロキョロしているどう見ても観光客風の東洋人にも、やたらと道やら何やら尋ねてくることです。
ストライキの前に地下鉄に乗ったときも金髪碧眼のお姉さんからいきなり、この電車はどこそこの駅に行くかと聞かれて、面食らったものです。私からすれば、尋ねてきたお姉さんの方がよっぽど地元民のように見えるし、よりによって数時間前にロンドンに来たばかりで緊張している人間に聞かなくてもと思ったものです(笑)。

結局、到着日の半日だけで3回、翌日以降も数回、道やら店の品物やら、バス運ちゃんが何て言ったかなど聞かれました。
東京でだって、滅多に人から道やモノを尋ねられることなんてないのに、さすがロンドンは人種のるつぼですね・・・それだけ外部から来た人が多いということなんでしょうけど。
こっちは観光客で右も左も分からない状態でも、案外、他人から見れば地元民なのか他所者なのか区別はつかないものなんだと実感しました。

ここ数年、ドイツでも移民が少なく、比較的、高所得の白人層が多いハイデルベルクばかり行っていたので、歩いていて道を聞かれるなんてこともなく、人の多い都会のロンドンでちょっとしたカルチャーショックでした。

話を元に戻します。
私のいた駅が中心街より少し離れたところで、とにかく町の中心部に出る必要があったので、駅員さんからバスの路線図をもらって、どうするかしばらく地図とにらめっこしていました。
東京でもそうですが、地下鉄と違ってバスは路線が複雑なので、土地勘の無い人間が自由に乗りこなすのはなかなか難しいです。

とりあえず教えてもらった番号のバスに乗って、町の中心部に出ることにしましたが、なぜか途中で最初に表示されていた行き先から変更になっていて、気がついたらどうも思っているのと違う方向に行っているようで、慌てて別のバスに乗り換えたりしているうちにあっという間に時間が経ってしまいました。
で、この日は結局、当初、目星をつけていたレストランに行くのはあきらめて、デパートのレストランで食べる羽目に・・・

f0059671_0441228.jpg初日だし、ちゃんとホテルまで戻れるのか不安でしたが、なんとかバスを乗り継いでたどり着きました。あ~、疲れた・・・
帰る途中のバスの中から、オートバイに乗った不穏な様子の集団とそれを囲む警官隊を見かけましたが、これもストライキと何か関係があったのかな?


f0059671_0442946.jpgまあ、ストライキのおかげでロンドン名物の2階建てバスにも乗れたのは良かったかも。
ガキなもんで、やっぱり2階の先頭部分に乗ってみたくなるんですよね(苦笑)。

【6月10日】
予定よりも早くストが解除されていないかと淡い希望を持ったのですが、やっぱり駄目でした。
この日もホテルから少し離れたセント・ポール大聖堂に行く予定だったので、再びバスに乗りました。

朝の通勤ラッシュの時間帯と重なり、バス停もバスの中もごったがえしている上に、道も大渋滞。なんでロンドンまで来てこんな身動きもできないスシ詰め状態のバスに乗らなきゃならないんだ(涙)
バスの中での移動が容易ではなかったので、セント・ポール大聖堂のバス停まであと数駅のところで、早めに降りることにしました。道も大渋滞なので、ここからだったら歩いても乗っていてもほとんど同じ。
地下鉄だったら30分もかからずに行けたであろう目的地まで結局、宿を出てから1時間30分かかってようやく到着しました。

f0059671_0445542.jpgその後、一部の地下鉄が部分的に動き出したようで、Westminster駅ではお客さんもばらばら見かけました。

f0059671_047314.jpgただし、動いている路線でも駅によっては閉鎖中で停車しなかったりして、ややこしい。
幸い、動いている路線を乗り継いで、なんとかホテルまで戻れましたが、それにしても地下鉄が使えなかったことによる時間のロスは本当に大きかったのが残念です。


パディントン駅では駅から地下鉄を使わずに歩いていける目安を記したパンフレットが配られていました。
これが翌日の散歩の時には大変役に立ちました。

f0059671_0452550.jpgf0059671_0453568.jpg

【6月11日】
朝のニュースで動いている路線情報が流れていて、それでうまく乗り継いで出かけられないか考えたのですが、情勢がどうなるか分からないし、前日のように駅によって閉鎖だったりするのも困るので、結局、この日は歩いていける範囲で行動することにしました。

到着したと思ったら夕方にはスト突入して、結局、3日間の滞在期間中、ほとんど地下鉄が使えなくて、非常に不便でしたが、滅多に行かない場所で偶然にもストライキに遭遇する珍しい経験ができて良かったと思うことにしましょう^^;
逆に地下鉄さえ使えればロンドンはとても観光しやすい場所だというのも分かったし、最初は場所の位置関係もちんぷんかんぷんだったのが、3日間、地図を見まくったおかげで、ロンドンの地理が大分頭に入りました。これで次にロンドンに行く機会があれば、もうバッチリ(笑)。今度こそ地下鉄をバンバン使って観光したいです。
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by icewine5 | 2009-06-24 00:53 | 旅の思い出:海外

ドイツ&イギリス(その3 ルフトハンザ)

f0059671_22493391.jpg今回は成田~フランクフルト間、フランクフルト~ロンドン間のいずれもルフトハンザにしました。
母が乗り換えは疲れるというので、直行便にこだわった結果、値段が安くて空席があったのがこれ。

乗ってみて座席の幅と前後の間隔が、日系の新しい飛行機に比べてなんとなく気のせいか狭いように思いました。
こんなに狭かったっけ?それとも自分が肥大化したのか?以前、ルフトハンザに乗ったのがもう大分前だったので、覚えてないのですが・・・

ただ、成田~フランクフルト間は狭苦しかったのですが、フランクフルト~ロンドン間は同じエコノミーでもシート幅が広く、背もたれも高く、大柄な「白人仕様」でした。
なにしろ肘掛が高いので、腕を乗せているとかえって疲れるぐらい。
路線によって、ちゃんと使いわけているんですね。

f0059671_22495928.jpgそれでは機内食♪
食前の飲み物はスパークリングワインにしました。
その他、赤・白ワイン、スピリッツ類、ドイツビール、ソフトドリンク各種、ミネラルウォーター、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、日本茶と標準的な品揃えです。


f0059671_22501780.jpgスピリッツが各種あるので、ソフトドリンクと混ぜてカクテルもいくつかつくってもらいました。
こちらは帰りの飛行機で飲んだウォッカとオレンジジュースのカクテル。


f0059671_22503496.jpg機内で一番の楽しみは機内食♪
繊細な味覚の持ち主だと、機内食なんて美味しくないと思われるんでしょうけれど、私は基本的に何でも美味しく食べられるので、機内食も大好きです。

主菜は肉じゃがか魚のパスタから選べました。
肉じゃがは味もだいたい予想がつくので、珍しく魚にしてみました。
「パンガシウスのサフランソース風味 クリーミーなほうれん草、ヌードル」だそうです。
パンの下に隠れているのは果物。

前菜が中華そばときゅうりの細まきで、主菜はヌードル、おまけにパン・・・主食系ばかりで栄養に偏りがあるように思えますが、そんなことは気にしない、気にしない^^;
完食です。


f0059671_22505014.jpgさっきはワインだったので食事の時はドイツビール。機上で飲むアルコールはウマイ♪
もちろん、後から水分をたっぷり補給しました。


f0059671_2251896.jpg軽食はサンドウィッチかおにぎりが選べました。
サンドウィッチはチーズ、サーモン、ハムなど数種類。おにぎりは鮭1種類でした。
一旦配られた後は、ギャレーに飲み物とともに置いてあるので、おにぎりも食べてみましたが、これが意外に美味しかった!


f0059671_22512343.jpg2度目の食事はチーズ4種のトルテリーニ、ベシャメルソース。
もう一方が海鮮丼ということで、一瞬迷ったんですが、こっちにしておいて良かった~。
飛行機の中で新鮮な海鮮丼が出されるはずもなく、要は焼き魚定食のコンパクト版でした。


f0059671_22514681.jpgこちらは帰りの機内食です。
パスタの上に鶏肉がのったもの。(往きと違ってメニューが配られなかったので、ちゃんとした名前は分からず。)
フランクフルト発ということで味付けがやはりドイツ風味です。もろに自分好み♪
蕎麦とそうめんは多くの飛行機でお約束のようですが、さっき何でも美味しいと言っていたくせになんですが、機内で出される蕎麦の類はあまり好きではないです。たいてい乾燥して固まっているんですよね・・・


f0059671_2252586.jpg成田到着直前の朝食。
一応、旬のアスパラガスが入っていました。


f0059671_22523438.jpgおまけで、フランクフルト~ロンドン往復です。
こちらはフライト時間が短いので軽食のみでした。
サンドウィッチとチョコレート。

と、こんな感じで毎回出されたものは全て平らげました。
「機内食ごときで喜ぶなんて・・(フッ)」と言えるほど大人であれば良いのですが、いい年して飛行機でご飯を食べる行為そのものに浮き浮きしてしまう自分はいつまでたってもお子サマです。
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by icewine5 | 2009-06-21 22:55 | 旅の思い出:海外

ドイツ&イギリス(その2 甥と対面)

到着初日に早速、甥と初体面です。
生後、20日足らずなので、まだ本当に小さい・・・・弟夫婦の甥達に初体面したのはそれぞれ3ヶ月近く経ってからだったので、既にぷくぷくの赤ちゃんでしたが、それに比べてまだ人間の赤ちゃんというよりも、まさに「哺乳類」という感じが強いのです(笑)。

それにしても、生後数週間の赤ちゃんというのは、成長が早い!
私が滞在していた約1週間でも初日と帰る日では肉付きが明らかに違ってきました。
毎回、授乳前と授乳後にどれだけ母乳を飲んだか把握するために、赤ちゃん用の体重計にのせて測っていましたが、数十グラムの単位で増えていきますもんね。
こんな状態も今の間だけ。あっという間にお座りして、はいはいして、立っちして、喋りだして、10年後ぐらいには生意気な口をきくようになるんだろうな~。

f0059671_0143589.jpgまあ、日々世話をする両親の負担は大きいのでしょうけれど・・・
妹も義弟も2時間おきのおっぱいやおむつかえやらで四苦八苦していました。

今はまだ授乳間隔が短いので、散歩もそう頻繁には行けないそうです。
もうちょっと大きくなったら、この辺りは散歩に良さそうな場所がたくさんあるし、赤ちゃんの育つ環境としてはとても良いだろうとおもいます。


f0059671_0264261.jpg散歩の帰りにケーキを購入♪
単独で写真になるといかに大きいかが分かりにくいのですが、かなりの存在感です。
このお皿もかなり大きめなのです。
通常、日本で売られているケーキ1切れの2倍ぐらいの大きさ!
大食いで甘いもの大好きの私は楽勝ですが、お上品で少食な日本のお嬢さん&奥サマだと食べきれないかも!?


f0059671_0151020.jpg妹や母の分も並べるとさらに圧巻です。
これを見ると、あ~、ドイツに来たなぁと思います。

ゆっくりおやつを食べていられるのも束の間。さっき大人しくネンネしたかと思ったら、あっというまに泣き出すので、妹たちはのんびり食事もできません。(それでも私は食ってますけど 笑)

弟夫婦の甥二人に会った時もいつも思うのだけど、妹の子供を見ても、やっぱり私は自分で子供を育てるのは勘弁!と再認識しました^^; 
子供そのものは肉親に限らず他人の子でも相手をするのは本当に好きなんですけどね。
どっちにしろ、こうやってたまに会って可愛がるのが一番楽しくていいわ(笑)。

実は出産直後、まだ妹が入院中に義弟から家族宛に来たメールに、夜泣きがひどくてクタクタだと書かれており、なんでまだ入院しているのに義弟までクタクタなんだ?と不思議に思っていたところ、家族部屋だった事が後日送られてきた動画で判明。
道理で両親そろってクタクタなわけです(笑)。
産院にはお母さんと赤ちゃんだけが入院するものだと思い込んでいたんですが、出産当日から両親そろってお泊りするものなんですね。
自分に全く縁が無くて産院の事情に疎いのですが、日本の病院もお父さんが一緒に泊まるのって意外と普通だったりするのかな?

もう1つ良いと思ったのは、退院後も数日おきに助産師さんの家庭訪問があり、赤ちゃんの成長具合をチェックして、育児について色々アドバイスをしてくれる体制ができていること。
私がロンドンに遊びに行っている間にも助産師さんが来て、おっぱいの飲ませ方について効果的なアドバイスをしてくれたそうで、戻ってきたら甥の飲みっぷりが3日前と全然違うのにはびっくりでした。

とまあ、こんな感じでロンドンで動き回った以外は、赤ちゃんと遊んでいました。妹と母は家事や世話でてんてこ舞いでしたが^^;
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by icewine5 | 2009-06-20 00:20 | 旅の思い出:海外

ドイツ&イギリス(その1 全行程)

先月産まれた妹の子供に会いに行っていたため、しばらく不在にしておりました。
f0059671_2351951.jpg今回は甥に会うのが主な目的だったので、それほどあちこち出歩いてはいません。とはいえ、私の手伝えることいえば抱っこしてあやすぐらい。
妹と母や義弟が赤ちゃんのお世話や料理の作り貯めをしている間に2泊3日でロンドンに遊びに行ったりしました。

詳しくは別エントリーにするとして、今回の行程は以下のとおり。


f0059671_227538.jpgまずは甥と対面です♪
写真は甥たちと一緒に散歩したネッカー川の河川敷です。

初日と翌日は甥と遊んで(?)、のんびり過ごし、6/9~6/11まで2泊3日でロンドンへ。
ちょっとしたオタク行脚です(汗)。


f0059671_2293542.jpgロンドン初日は帝国戦争博物館。
目的はアラビアのロレンス関連の展示♪


f0059671_229538.jpgこのあと、実は予想外の出来事に直面。
ロンドン地下鉄のストライキにまともにぶつかってしまったのです(涙)。
いや~、ほんまに難儀したわ~(苦笑)。
詳しくは別エントリーで書き留めたいと思います。


f0059671_2302314.jpgストライキで大混乱のロンドン2日目です。
セント・ポール大聖堂。
これもロレンスオタ行脚の一環。地下納骨堂にあるロレンスの胸像を見るのが目的でした。


f0059671_2304764.jpgここからは普通のおのぼりさん的観光です。
ロンドン塔。
運よくエジンバラ公の誕生日を祝す62発の礼砲を見物することができました。


f0059671_231059.jpgタワーブリッジ
高いところが好きな私はもちろん上まで登りました。


f0059671_2311554.jpg地下鉄が動いていないので、船で移動。
シティ・クルーズでテムズ川をロンドン塔からウェストミンスターまで乗船しました。


f0059671_2313049.jpgやはりお約束のビッグ・ベンも見ないとね。


f0059671_2314892.jpgウェストミンスター寺院も外から写真だけは撮影しました。


f0059671_2321740.jpgロンドン3日目最終日です。
ストが予定よりも早まって解除になってくれないかという希望もむなしく、相変わらず続行中。
テレビでいくつかの路線が動いているとの情報が出ていたけれど、帰りの飛行機の時間を考えると、安全のため遠出は断念。
歩いていけるハイドパークを散策しました。


f0059671_232326.jpg最後にケンジントン宮殿。
ここが思っていたよりも面白くて、もっとゆっくり見学したかったです。


f0059671_2354129.jpg機能的で秩序立ったドイツに戻ってきて、なんだかホッとしてしまう自分。

最後の日は赤ちゃんのお世話と家事に追われていた母と二人でハイデルベルクの街中でお茶と散策。
何度見ても絵になる良い景色です。

甥とも遊べたし、最終日とその前日は一家そろって赤ちゃん連れでもかろうじてOKなレストランで美味しいドイツ料理にワインとビールもたっぷり堪能しました。
ロンドンもストライキ中にしては効率的に観光できたし、楽しい1週間でした。
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by icewine5 | 2009-06-19 02:39 | 旅の思い出:海外

プレミアム8 世界史発掘!時空タイムス編集部の「アラビアのロレンス 英雄かスパイか」

6月2日にNHKハイビジョンで放送されたプレミアム8 世界史発掘!時空タイムス編集部の「アラビアのロレンス 英雄かスパイか」をNHKオンデマンドで視聴しました。

我が家のテレビはいまだ地デジ対応ではないので、NHKのホームページでこの番組の放送予定を知った時は、見たいけどあきらめるしかないと思っていました。
ですが、放送当日たまたま家電量販店に行く用事があって、そこの大画面テレビでこの番組が流れていたのをしばらくの間、立ち見をしていたところ、NHKオンデマンドで視聴可能との字幕が流れて「これはラッキー♪」と早速手続きをしました。

今日は時間が無いので、簡単におさらいです。

番組の概要は以下の通り(NHKオンデマンドHPより引用)
「第一次大戦時、砂漠の反乱の英雄としてアラブ側に立ち、戦ったとされるロレンス。実像は今も謎のまま。貴重な映像と証言をもとに、ロレンスの人間像と中東戦争の深層に迫る。」
【出演】司会:平泉成 小郷知子
    ゲスト:吉村作治(エジプト考古学者)
        大河原知樹(東北大学大学院国際文化研究科准教授)
メインはアメリカのWGBHが制作したドキュメンタリードラマで、その流れに沿って合間にスタジオで司会者とゲストが内容についてのやりとりをする構成でした。

ロレンス研究で有名な八木谷涼子氏のHP「アラビアのロレンスを探して」 で知ったのですが、元の番組はLawrence of Arabia: The Battle for the Arab Worldのようですね。

Lawrence of Arabia: The Battle for the Arab World [DVD] [Import]

Pbs Home Video

欲しいけど中古品で5,176円はちょっともったいない。
それに私の貧しい英語力では買ってもきっと理解しきれないので、やめておいた方がいいか・・・

ドキュメンタリードラマで描かれたロレンスの生涯そのものは、ある程度のロレンス好きなら知っている事が多かったです。
英雄かスパイかという論点についても、映画で描かれているように彼がアラブの独立のために戦った英雄というのが、全てが違うわけではないものの、あくまでも作られたイメージであるというのは、既知のことだったので、特にもの珍しさはなかったです。
アラブ側から見たらロレンスについては、スレイマン・ムーサの「アラブが見たアラビアのロレンス」に詳しく書かれていましたが、ロレンス本人が知恵の七柱に書いていること必ずしも正確なわけではないのですよね。

ドラマそのものは、大勢のアラブ人が出演しており、当時の様子をうまく再現していたので、見ごたえがありました。
ロレンスの役者さんやファイサルの役者さんも本人の雰囲気にちゃんと似させてあって良い感じ。

当時のアラブの政治的背景や、大英帝国の戦略、それと関連してロレンスの行動を「知恵の七柱」からの引用も交えながらわかりやすく紹介していました。
英仏での戦後のアラブ分割案について定めたサイクス・ピコ協定についてヨルダンの元外相がインタビューで、「あまりにも不誠実。アラブ人は裏切られた。これが我々のトラウマになった。この協定のせいでその後100年間、アラブ人は悲惨の状況におかれている。」と語っていたのが印象に残っています。

また、ダマスカスを去った後、彼がアラブ独立のためにどのような活動をしたのか、また大戦中は一介の将校だった彼がいかにして「アラビアのロレンス」になったのかについて、分かりやすく紹介されていました。
ロウェル・トマスが最初にモデルにしようとしたのは、アレンビー将軍だったというのは初めて知りました。もしかしたら「アラビアのアレンビー」だったかもしれないのですね^^;

それと、個人的に一番ヒットだったのは、ドラマの間で紹介された関係者のインタビュー。
これまで知らなかった登場人物から興味深い話が聞けて良かったです。

番組始まってすぐに登場したのは、アウダ・アブ・タイの孫娘のアルヤー・アブ・タイイーさん!
なんとヨルダンの上院議員をしていらっしゃるのですね!
さすがアウダの血をひいているだけあって!?威厳のあるオバサマでした。
デビッド・リーン監督の映画のアウダ・アブ・タイイーのキャラクター設定はあくまでも架空のものであり、映画終盤のダマスカスでのアラブ人の会議の混乱も事実とは異なるとわかっていても、実際にアウダの孫が政治家(しかも女性!)になって、インタビューに応えている映像を見るのは、とても感慨深いものがあります。
アウダの孫娘さんが国会議員をしているのを見ると、やはりハーリス族のアリの御子孫が今、どうしているのかも知りたくなってきます。

また、アリー・アブドゥッラー・アブ・タイイーという歴史家もコメントをしていましたが、アブ・タイイーということは、やはりアウダの子孫の一人なのでしょうか?
この方は、ロレンスが当初アラブにおいて果たした役割は「爆弾の使い方を伝授したこと。それだけだ」と言い切っていました。要はアラブ人達を率いて戦ったというのが虚像でしかないということを言いたかったようです。

一方でスレイマン・ムーサ氏はロレンスについて、「アラブ人は彼を自分達の側についてくれる友人と考えた。彼を大いに尊敬していた。」とコメントしています。
スレイマン・ムーサ「アラブが見たアラビアのロレンス」の文体の印象から気難しいインテリのイメージを勝手に持っていたのですが、見た目は感じの良い紳士的なオジサマでした。
本の中では、ロレンスのことをあまり評価していないような書きぶりでしたが、このインタビューでは比較的好意的な印象を受けました。

アラブが見たアラビアのロレンス (中公文庫)

スレイマン・ムーサ / 中央公論新社


それ以外にはアバス・サルマンさんという106歳!の老人が第一次世界大戦の頃の事を回想していました。まさに歴史の生き証人です。

ドラマの合間にスタジオに関しては、イギリスの3枚舌外交やアラブでの大英帝国の戦略的位置づけ、ロレンスの行動の意味などについて、シリア研究家の大河原東北大学准教授の解説がとても分かりやすかったです。

もう一人のゲスト吉村作治氏はテレビ慣れしているからもっともらしいことは言っていますが、彼は考古学者であって中東の近現代史の専門家ではないので、実は大河原さんの解説を聞いて、それに便乗して一般的なコメントをいかにも自説のように話しているのが、バレバレ。
ロレンスのことを本当に知りたい自分にとってはちょっと物足りなかったです。
特に、第一次世界大戦後、ロレンスが自分の予期せぬところで有名になっていったことについての大河原さんの解説をふまえて、吉村氏が「彼もそれでほっとしたのでは?」言っていたことは、ちょっと的外れなような気がしました。
ゲストとしての知名度が必要なのかもしれませんが、どうせなら日本でロレンス研究をしている方やロレンス関連本に関わった方を出して欲しかったです。
まあ、吉村さんもロレンスも考古学者だったということで共通項が無いわけではないですが・・・

全体的にはロレンスの活躍について評価されるべき事実に沿った面とイメージが先行してしまった側面、アラブ側から見たロレンスの評価などを客観的に整理していた点で、良い番組だったと思います。

ロレンスと共に戦った部族の長の孫に「ロレンス」という名前がつけられた例があるというのを初めて知りましたが、そのことからしても、彼は確かにアラブ人から敬意を払われていたのも事実なのでしょう。
ロレンスは確かにアラブのためを考える一方、イギリスへの忠誠心もあって、その狭間で悩み葛藤するところにこそ彼の魅力があるのではないかと個人的には思っています。

More(以下、余談です)
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by icewine5 | 2009-06-06 23:59 | テレビ(ドラマ以外)

リテーナー生活から一歩前進!

昨年春に歯の矯正装置が外れて以来、1年ちょっとの間リテーナー生活を続けてきましたが、先日の検診でようやく昼間は装着しなくてよいことになりました。
これからリテーナーは夜寝ている間だけ、日中はようやく本当に何も装着していない歯でいられるのは嬉しいです。

この1年数ヶ月、リテーナーをつけてみて分かったのですが、矯正装置とはまた別の面倒臭さがあって思っていた以上に不自由なものでした。
矯正装置は取り外しができないから、食事も当然そのままですが、リテーナーはとりはずしができる長所がある一方で、装着したままでは飲食できないのがとにかく面倒でした。
朝、昼、晩の食事はその時だけ外せばいいので、まだマシなんですが、コーヒーや紅茶を飲みながら仕事をすることができないのが辛かったです。
あとは、デパ地下の試食ができなかった点ですかね(笑)。
今週からは午前中から会社でコーヒーが飲めるのがありがたいです。

ただ、歯が元の状態に戻ろうとする力というのは大変強いもので、今までよりも長時間つけない状態が続くだけで、再度リテーナーを装着したときにものすごくきつく感じるのがわかりました。
たかだか数時間はずしていただけで元に戻ろうと変化しているのを実感すると、引っ込んだ歯がまた出てくるんじゃないかと不安になってしまいます。
なので、矯正の先生には外していいと言われたものの、結局、普通に会社でデスクワークをするときは極力装着するようにしています。

せっかく大金をかけて手に入れた歯並びを絶対に手放したくないですもんね。
きれいな歯並びが審美的に重要なのはもちろんのこと、噛みあわせが体全体に与える影響についても矯正治療を受けたおかげで啓発された今では、多少の不自由さは我慢できるようになりました。

以前にも書いたとおり私の歯の場合、全体に出っ張ってはいたものの歯並びそのものはガタガタだったわけでなく、笑った時に見苦しい感じではなかったので、第三者からすれば、わざわざ矯正する必要性は理解してもらえなかったかもしれません。

ですが、自分では明らかに出っ歯でしたし、横顔を鏡で見ると口元が出っ張っていたのが、嫌で嫌でたまりませんでした。
その出っ張っていた口元が、矯正したおかげで自分で言うのもなんですが、矯正前と矯正後では口元だけでなく顔の下半分の感じが全然違うのです。
予定していた以上に年月はかかりましたが、本当にやってよかったと思っています。

まあリテーナーは不便といいつつ、固定の矯正装置に比べて圧倒的に楽になったこともあります。
それはなんといっても歯磨き。
とにかくフロスにかかる時間が装置のついているときの半分以下になったのは大助かりです。
装置がついていた時は、フロスを縫い針の穴を大きくしたような形の糸通しに入れて、それを装置と歯の間に通して掃除するという作業を、歯と歯の隙間ごとに繰りかえさなくてはならなくて、非常に面倒くさかったんですよね。
それが今では、両手の指にまくだけで一気に掃除できちゃうんだから、フロスってこんなに楽だったっけ?と思わずにはいられません。

ただ、フロスの時間が短縮されて喜んでいたものの、数ヶ月前からもう1つ追加作業が必要となりました。
矯正とは別にかかりつけの歯医者さんで歯の定期健診をしているのですが、歯科衛生士さんからフロスだけでは不十分なので、歯間ブラシも併用するようにと言われたのです。
それも歯の隙間の幅に合わせてブラシのサイズも変えなくてはならない・・・
それでも装置がついていた時の歯磨きに比べればずっと楽なのですけどね。

というわけで、現在は、
 (1)歯ブラシに歯磨き粉をつけて普通に歯磨き
 (2)フロスで歯の隙間を掃除
 (3)歯間ブラシに専用ジェルをつけて再度、歯の隙間を掃除
という3段階の作業を夜の歯磨きでは毎日やっています。

これも全ては今の歯と歯並びを死ぬまで健康に保つため。頑張るしかないです。
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by icewine5 | 2009-06-05 22:34 | 日々の雑談

「陽炎の辻」雑感

久しぶりにドラマの話題です。
NHKの土曜時代劇「陽炎の辻」をパート1から惰性で見ていて現在はパート3。
山本耕史くん演じる磐音の元許婚の奈緒さんが絡んでいたパート2までは、まあそこそこ面白く見ていたのですが、パート3に入ってから、個人的には急速につまらなくなったような気がします。

陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~ DVD-BOX

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そもそもパート1の時から現在の恋人?おこんちゃんの性格や騒々しい長屋の人たちがウザくて、どうしても好きになれなかったのだけど、奈緒さんや国元との関係がどうなるかは興味があったので、一応、毎週流し見だけはしていました。

それがパート3になったら、うっとうしい長屋メインの人情モノの傾向がさらに強くなったし、おこんちゃんと磐音の恋愛も陳腐な少女漫画みたいで、勘弁してよ・・・って感じ。
江戸時代、いくら下町の長屋といえど、あの2人みたいに正式な結婚予定の見えない「つきあっている」状態が長く続くことってあり得たのでしょうか??
そこがいつも引っかかっています。

そんなわけで、パート3に入ってからは見たり見なかったりで、先週の回もすっかり録画し忘れていたんですが、耕史くん信者さんのレビューをいくつかみてまわったところ、なかなか好評な回だったようなので、NHKオンデマンドで315円払って視聴してみました。

ですが・・・・
怪我して寝てるだけだったよ(^^ゞ
相変わらず長屋の面々はウザいし。
私の場合、耕史くんは土方役者としてはご贔屓だけど、それ以外の彼本人に対しては信者ではないので、ちっとも萌えませんでした(苦笑)。
なので、感想は特に無し。

ただ、これは陽炎の辻に限ったことではなくてドラマ全般でいつも気になることがあるので、それについてちょっと雑感を書いておきます。

今回、両替商の主人と剣術道場主が部屋で会話している最中、おこんちゃんが廊下を通りかかり、2人の会話を部屋の外に立って盗み聞きしているシーンがあり、なんだか卑俗なことをするなあと気になりました。
以前にも何度か、どの回だったかは忘れましたが、誰かが人の会話を盗み聞きをしているシーンがあったように記憶しています。

このドラマに限らず、人の会話を部屋の外からそっと盗み聞きする設定は他のドラマでもたまに見かけますが、それを見るたびになんだか浅ましくて嫌な気分になります。
盗み聞きって、品性を疑われる大変さもしい行為だと個人的には思うのですよね。

確か、森茉莉が「ドッキリちゃんねる」か何かのエッセイでドラマの中での「盗み聞き」について同じ趣旨の事を言っていて、非常に共感を覚えたことがあります。

先週の陽炎の辻でもおこんちゃんの影が障子に映っていて、こっそり立ち聞きしているのが見え見え。
「おこんちゃん、そういういじましい事しちゃ駄目だよ~」とイライラした次第です。

そもそも実生活に置き換えてみて、たまたま通りかかった部屋のドアのそばにこっそり立って、人の話を立ち聞きするシチュエーションってそんなにありますかね?
あんな風に盗み聞きされたら、とても不快だし、そういうことをする人の品性を疑うし、逆に自分が盗み聞きする立場だったら、自分のやっていることが卑しくて惨めな気持ちになりそうです。

う~ん、なんでドラマでは盗み聞きのシチュエーションが多いんだろう・・・謎です。
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by icewine5 | 2009-06-04 23:50 | テレビ(ドラマ)