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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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「新選組!!土方歳三最期の一日」DVD&「サウンドトラック」を堪能

昨日は、ちゃんと発売日に届くかやきもきしていた「新選組!!土方歳三最期の一日」DVDとサントラが無事、宅配ボックスの中に入っていました(^O^)

とりあえず、メイキング、京都トークショー、サントラそれぞれについて、とりとめない感想を書きます。(ネタばれを含みます。)



●メイキング
耕史くんの撮影の順を追って、場面ごとに実際の撮影風景紹介とそれに対する耕史君の回想と場面によっては出演した俳優さんの感想、それらをドキュメンタリー風ナレーションがつなぐといった感じ。

近藤勇の墓前シーン→試衛館メンバーの回想→永井様に激情を明かすシーン→続編新規参入隊士+古株二人→別撮りした永倉&原田コンビ→美ヶ原ロケ→五稜郭内大鳥さんとのシーン→榎本さんとのシーン→土方最期のシーン
と、大体こんな流れで、うまくまとめられていて良かったと思います。

ただ、実際のドラマの時間配分に比べて五稜郭内のメイキングが少なかったのがちょっと不満でした。
大鳥役の吹越さん、榎本役の片岡さんのインタビューは入れて欲しかったです。
片岡さんはまだ、結構テレビや雑誌で榎本役の事に触れているけど、大鳥役の吹越さんの場合、彼の口から「新選組!!」や大鳥について語られたものって、TVナビのムック本ぐらいしかないので、生の声を聞きたかったです。
ちょい役(スミマセン)の蟻通役、山崎樹範さんのインタビューすらあるのに^_^;、なんで準主役の榎本、大鳥のインタビューが無いのでしょう(涙)

彼らは準主役である割に、メイキングでのこの扱いは軽すぎるのでは?ドラマでは中心となった五稜郭でのシーンについてもうちょっとフィーチャーしてほしかったです。

もちろん、それ以外の部分は耕史くんの回想も聞けたし、撮影の舞台裏も紹介されたし、大満足の部分も沢山ありました。

尾関役の熊面さんが最後にズタボロになった旗を持ち上げる場面について語ってくれたところで、思いもかけずウルッとなりかけました。
それ以外では、土方が永井さんに心内を明かすシーンや島田が土方についていきたいとダダをこねるシーンで、役者本人が実際に泣いちゃって撮影の合い間にハンカチで涙をぬぐうところを見て、彼らは本当に役にのめりこんでるんだなあと改めて実感してちょっと感動。

そんなわけで全体的には80%ぐらいの満足度といったところでした。

●京都トークショー
昨年の京都トークショーは私、実際に行きましたので、DVDを見るとあの時の寒さとともに思い出がよみがえってきました。
とにかく、体の芯から寒くて、婆シャツに分厚いセーター、防寒コート、服の中はカイロだらけという凄まじい出で立ちで待機したのが、今となっては懐かしい(というか、かなりサムイ自分・・・)思い出です。

その場で聞いていた時は雑誌のインタビューなどで既に公表されたエピソードが多くて、特別目新しいものはなかったのだけど、DVDを見返すと結構忘れていたものもあります。

ただ、DVDは要所要所を押さえていますが、結構カットされている部分もあって、実際に話した割合では、照英さんがもうちょっと多かったよう記憶しています。
司会の女性アナウンサーがちょっと天然で何かと照英さんをいじる(アッ、その逆かも)ので、耕史くんも聞き役に回っている時間が結構ありました。
DVDは、耕史くんメインに編集されているのが流石といったところでしょうか。
愛之助さんについては、途中から来て途中で帰ったので、そもそも話している時間が短かったですが、糸通しで遊んだ事とか他にも何かカットされていたような気がします。

そうそう、照英さんと愛之助さんの会話、「もし、島田が榎本と会っていたら」云々で、照英さんは、史実の島田が榎本と面識がない前提で話しているようで、多分、勘違いしてるんだろうなあと実際に聞いている時に思ったのですが、それがそのままDVDに入っていました。これは視聴者につっこまれるんじゃないかな。
明治になってから榎本が京都に来た際、島田に会おうとして、島田が「会いたいなら榎本本人が訪ねてくればいい」とつっぱねたエピソードもあるぐらいだし。

●サントラ
一番の楽しみは「希望のワルツ」
以前の記事で、「希望のワルツ」が個人的にはショパンのワルツ第10番に似ているように思うと書きましたけど、服部さんの解説を読むと「ゴッドファーザー」を意識したと書かれていて、あぁ~なるほど!確かにそうだわと新しい発見ができました。
それからもうひとつ、服部さんが解説している「希望のワルツ」は榎本武揚の曲という定義はnew雑記帳のrukoさんが前におっしゃっていた通りで、読みの鋭さに脱帽です。
rukoさんの「新選組!!土方歳三最期の一日」DVDレビューはこちら

それ以外で好きなのは「静かなる激情」。
「新選組!」も「組!!」でも私の場合、感動はしても泣くことはほとんど無かったのですが、捨助の死の場面でこの曲を聞き、彼の死闘を見て急にこみ上げてくるものがあったので、すごく印象に残っています。
私の中では、捨助の死の曲となっています。

第2集の収録曲の方が個人的には好きなものが多くて嬉しいです。

さて、あとはコメンタリーキャストを聞くのみです。
by icewine5 | 2006-04-22 19:47 | 歴史・新選組関連