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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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「マチベン」第3回

遅ればせながら先週の「マチベン」第3回の感想です。

ご覧になった方々のレビューをあちこち拝見しましたが、今回の評価は概ね良好のようですね。
私も、第1回<第2回<第3回と、段々面白くなってきたように思います。

第3回は死刑問題を扱うとのことで、見る前は死刑廃止論議と裁判制度など死刑をめぐる制度上の問題に焦点を当てるのかと予想していたら、ちょっと違いました。

どちらかというと、死刑問題そのものを扱うというよりも自白と冤罪をテーマに、被告人の心の葛藤、それに弁護士が如何に関わるかを表現していたように思いました。
今回は裁判のプロセスを追うことにあまり重点をおいたストーリー展開ではなくて、被告人の心の動きに話をしぼったから、逆に面白かったのかもしれません。

何か理由があって被告人が本当の事を話せないために重い判決となったのを天地弁護士がいかに覆していくか、という点では第2回の誘拐事件と同じパターンでしたが、第2回ほど話の展開が強引でなかった点が良かったです。

といっても、死刑制度の問題に全然触れていないわけではなく、これまで自分が持っていなかった視点から死刑を考えることができました。
特に天池がサチに対して言った言葉が印象に残っています。

「裁判官が死刑判決を出す時にどれだけ悩むか」
私はこれまで、遺族の立場から死刑を考えることがあっても、判決を出す側から考えることはあまり無かったので、やっぱりデュアル思考が必要だわと思いました。
殺人を犯した人間とは言え、一人の人間の生死を決める立場にもしも自分がなったとしたら、確かに夜も眠れないほど悩みぬくだろうなあ。
それでもやはり死刑制度は必要だという考えは変わりませんが・・・

今回は、元々の脚本が良かったというのに加えて、米子・・・じゃなくてサチ役の若村さん、色々なブログを拝見しても好評だったようですが、ぴったり合っていました。
見た目の雰囲気は、けものみちの米子とは全然違って、蓮っ葉な感じは「白い巨塔」の財前杏子に近いものがありました。





あとは余談ですが、

えびす堂事務所、いいなあ。
昭和っぽいレトロな内装もいいし、あそこで働いているメンバーによって醸し出される雰囲気がアットホームでいい感じです。
私もあんな職場で働きたい・・・

そして、「青りんご」こと山本耕史くん(笑)
毎度毎度、青りんごちゃんの、エリート法曹家庭で純粋培養された「ええとこの坊ちゃん」全開ぶりがなんとも微笑ましい。

エリートも3代続くとホンモノになるってとこでしょうか^^;
1代で成り上がった「俺様はエリートじゃ」的な人と違って、全然エラそうにしないし、天地さんや浦島さんにどつかれようが、ヤイノヤイノと言われようが、あくまで真面目に答える天然ぶり、青りんごと呼ばれて否定しないおっとりした所もまた良いんだな。

「エリート=嫌味な性格の切れ者」というステレオタイプな設定にしていない点が評価できます。
井上さんも演出家もさすが、本当に教養ある知識階級のオウチの子息(笑)がどんなものか、ちゃんとわきまえていらっしゃるようです。
(と言っても自分は、そんな知識階級の坊ちゃん嬢ちゃんがどんなものかよく知りませんけど笑)
耕史くん、ホントおいしい役で良かったです。

それにしても源さん、神原君の事を青二才、未熟者、非常識・・・と散々な言い様なのが笑えます。
今回はむらぽんによる直接的な青りんごイジメは無かったですが、次回以降、青りんごと天地さんの間柄を勝手に誤解して、チクチクやってくれるんじゃないか・・と変なところで楽しみにしてます。

あと、天地弁護士ばかり目立ってますが、浦島弁護士も私、結構お気に入りです。
今回のシリーズじゃ無理だろうけど、浦島さんが青りんごを連れて、闇金のおっちゃんと渡り合うところなんかもちょっと見てみたいかも。
土曜スタジオパークでマチベンの続編を作って欲しいとリクエストされた方がいましたが、私もちょっと期待しています。
by icewine5 | 2006-04-26 16:36 | テレビ(ドラマ)