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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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函館野外劇(その3)

函館野外劇、ようやく開演までたどりつきました。以下、細かい部分の記憶が薄れかけていますが、劇の流れに沿って思い返してみます。

<オープニング>
函館野外劇(その3)_f0059671_111268.jpgアイヌの伝説の時代から物語は始まりました。
真っ暗な中、お堀を進む小船に霧のかかった青い光があたって幻想的でした。

その後、アイヌの伝説に出てくるコロボックル達が次々に現れ、舞台は一気に明るくなり、テーマ曲「星のまちHakodate」のコーラスが始まりました。

このパッと舞台が華やかになってテーマソングを合唱するところは最初の盛り上がりどころです。
劇の内容に関してはほとんど予備知識なしだったし、正直ここまで華やかなものだとは想像していなかったので、良い意味で予想を裏切られました。

<アイヌの踊り、和人の襲撃、キリシタン殉教>
コロボックル役の子供と長老の会話で劇は進展していきました。
コロボックル役の子供たちはおそらく一般の素人なんだと思うけど、本当に元気はつらつとしていて、演技も台詞もなかなか堂に入っています。時々、台詞を噛んじゃうところもまたご愛嬌。

平和なアイヌの踊りも束の間、その後和人の襲撃やキリシタンの殉教など悲しい場面が続きます。



<高田屋嘉兵衛星>
函館野外劇(その3)_f0059671_113746.jpg辛い時代は一気にすっ飛んで(正確な台詞は忘れましたが、コロボックルがそんな趣旨のことを言っていました。)、場面は高田屋嘉兵衛が活躍した江戸時代へ。
舞台の前のお堀を北前船が何艘もやってきました。いや~本当に市民劇とはいえ、凝っています。
8月4日は高田屋嘉兵衛の八代目御子孫である高田屋嘉七氏が出演されていました。ちゃんとお名前に「嘉」の字が入っているんですね~

この辺りからは函館戦争までは結構詳しく紹介されていて、日本発の西洋帆船「箱館丸」を造った続豊治も登場して、その後の複線になっていたりします。

<黒船来航、各国パレード>
函館野外劇(その3)_f0059671_115748.jpg時代はさらに進み、いよいよ幕末です。
ここからが一番楽しみな場面なので、観ている私もワクワク、テンションがあがってきました。
黒船来航場面はどうやって演出するのかなあと思っていたら、舞台のさらに後ろの土盛の上に高いマストの先端部分が3本掲げられました。

開国後、世界各国の人々が函館に集まってきて、それぞれの国の旗を振りながら踊るシーンも中間部分の見せ場でした。
残念ながら8月6日の日曜日は中央より上手側のブロックに座ったため、舞台上の大木の陰になって中央階段の上の演技が一部見えませんでしたが、舞台全体の華やかさは2日間ともに充分伝わってきました。

<五稜郭築城>
函館野外劇(その3)_f0059671_121588.jpgこの場面は個人的に最も好きなところです。
武田斐三郎の周囲をバレエダンサーが舞いながら築城の過程を表すシーンは幻想的で素敵でした。
五稜郭完成と同時に舞台中央に大きな星型が浮かび上がり、「星のまちHakodate」の大合唱の時は最高に感動。思わず目頭が熱くなりました。
こんなことを言うのは失礼かもしれないですが、観劇前に函館野外劇のサイトでこの歌を聞いた時は「ちょっと大げさだなw」というのが正直な感想でした。
ですが、実際に生で野外劇の舞台を観て、この合唱を聞くと言葉では表せない感動を覚えました。
やっぱり函館って「ロマンチ」な街だなあと実感した一瞬です。


今日はここで時間切れ、函館戦争から先はまた後日エントリーします。
by icewine5 | 2007-09-04 01:03 | 旅の思い出:国内