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晩酌を楽しむような気持ちで日々の思いを書き綴りたいと思います。


by icewine5

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ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)

お昼から少々ワインを飲みすぎてほろ酔い気分のところで、ようやく観光です。昼食に時間がかかりすぎたせいで、当初、行こうと計画していたところを全部まわりきれるか心配でしたが、なんとかクリアできました。

ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1204137.jpg最初に訪れたのはサンタ・クルス修道院。
1131年に初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケスが創設し、16世紀にマヌエル1世が改築したそうです。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_121448.jpgポルトガルの教会やその他の歴史的建造物で目を引くのは、装飾タイルのアズレージョ。青を意味するアズールAzulが語源だそうで、鮮やかな藍色が本当に美しいです。北ヨーロッパの教会の一味違う美しさがあると思いました。やはり、エジプトやトルコで見たモスクにも通じるところがあって、同じヨーロッパでもイスラムの影響が感じられるのが興味深いです。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1213969.jpgドイツやフランスなどの教会やお城の装飾もそれは豪華で見事で美しいですが、日本人的感覚からすると派手すぎて落ち着かないのに対して、ポルトガルの教会はこのアズレージョがあるせいか、モスクに入った時と似たような感覚、居心地の良さを感じました。
(まあ、そうはいっても、私の場合、日本のお寺が一番落ち着きますが 笑)


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1212256.jpgもうひとつ、ポルトガルの教会で気に入ったのは教会の奥にある回廊です。このサンタ・クルス修道院だけでなく、今回の旅行で入った多くの教会で同じような美しい回廊があって、それがまたどれも素晴らしかったです。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_122344.jpgサンタ・クルス修道院の回廊は「静寂の回廊」というそうです。
ここは青と黄色のアズレージョ。青と黄色の組み合わせというと、派手な感じがするけれど、これが意外とよくマッチしていて鮮やかだけど決してけばけばしくはないのです。
観光客もそんなに多くはないのでのんびり見て歩くことができました。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1222143.jpg続いて訪れたのは旧カテドラル。
こちらもアフォンソ・エンリケスによって建造されたものです。要塞としても使われていたそうで、あまり教会らしくない外観なのも納得。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1223897.jpg教会内部はわりとよくあるタイプの教会。今回の旅行ではコインブラでもポルトでもリスボンでも教会をたくさん見すぎて特徴のあまりない教会は既に印象が薄れてしまっています・・・。
ここは逆に外観の方が印象的でした。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1225495.jpg旧カテドラルからさらに細い曲がりくねった坂道を登っていくとコインブラ大学に到着です。この旧大学の時計塔は丘の一番高い所にある街のシンボル的存在で、どこからでもよく見えました。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1231153.jpg入り口にある鉄の門が有名らしいです。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1232918.jpg帽子の間と呼ばれる学位授与などに使われた広間と旧校舎の図書館の見学がセットで7€。
こちらは図書館の入り口。図書館は見学時間が決まっていて、時間になるまでは外で待つことになります。
内部は撮影禁止でしたが、それはそれは豪華できらびやかな図書館でした。
書架には古い本がびっしり並んでいて、書架にも細かな彫刻などが施されていて、いわゆる大学図書館のイメージとは全然違いました。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1244415.jpg帽子の間では、実際に学生と先生(研究者)?のような人たちが何かディスカッションのようなものをしていたので、邪魔にならないようにこっそり端っこの方で見学し、終わってから改めて中に入ってみました。
こんな素敵な部屋が今も実際に大学として使われているなんて、ここの学生が羨ましいです。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1252814.jpg会議がしばらく続きそうだったので、一旦部屋の外に出て2階のバルコニーに出てみると、コインブラの街がよく見渡せました。
街を横切って流れるのはモンデゴ川。
とても美しい街並みです。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1254618.jpg大学を出て少し下ったところに新カテドラルがあります。ガイドブックによると1598年に着工し、完成まで100年かかったそうです。
正面上部はバロック様式、カブはポルトガル様式なんだとか。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1261846.jpg内部も祭壇や天井の豪華でしたが、全体的には比較的落ち着いた印象の教会でした。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1263556.jpgここまで見学したところでもう夕方。細い路地を下り、ポルタジェン広場に戻ってから、コインブラの街全体を撮影できるビューポイントとなる川の対岸に行ってみました。
コインブラはどこを歩いてもこんな細い石畳の道ばかりです。驚いたことにこんな細い道を路面電車が建物すれすれで通るんだからすごいです。これはコインブラに限らずリスボンでも同じ。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1265297.jpgサンタ・クララ橋を対岸に渡りきったところから見たコインブラ大学のある丘。
雲ひとつない青い空と古い建物の組み合わせがとても美しい。絵葉書のような景色でした。


ポルトガル旅行(その4 コインブラ1日目)_f0059671_1271785.jpgさて、この景色を眺めながら夕食をどうするか考えました。
なにしろ昼食を食べたのが遅かった上にボリュームもあったので、ほとんどお腹はすいていないし・・・
というわけで、昼間ポルタジェン広場近くのパン屋に美味しそうな菓子パンが並んでいたのを思い出し、行ってみることにしました。
パンの名前はよく分からないけれど、これと似たようなパンはポルトガルの街中のパン屋でしょっちゅう見かけました。
とにかくポルトガルはこの種の菓子パンがとっても美味しいのです♪しかも安いし♪
日本人の口にもよく合うと思います。

軽い夕食を終え、ポルトガル観光の実質1日目は無事終了です。小さな町なので案外簡単に見て廻ることができました。
# by icewine5 | 2010-11-09 01:29 | 旅の思い出:海外

ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)

ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_018244.jpg旅の2日目、午前中はリスボンからコインブラへ列車で移動しました。
ホテルの最寄りの地下鉄の駅マルケス・デ・ポンバル駅から地下鉄ブルーラインに乗ってサンタ・アポローニア駅へ。
この国際列車や国内各都市への長距離列車が発着するターミナル駅です。


ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_0182290.jpg列車はわりと日本の長距離列車に近い感じです。
ドイツなんかの列車に比べると古ぼけた印象で、ちょっと狭いですが、車内は充分に快適です。

実は大変失礼ながら、この旅行を計画するまで、ポルトガルが南ヨーロッパということで鉄道の発着はとってもいい加減で、システムも古くて時刻表なんてあって無きが如しと勝手に思っていました。
でも、実際に行って見てそれが大きな誤解だと分かりました。


ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_0184041.jpg地下鉄は日本と同じようにカード式で電車の本数は多いし、長距離列車もちゃんと予定時刻通りに出発するし、表示もシンプルで分かりやすいです。
今回の旅行の鉄道移動ではポルトからリスボンに戻るときだけ、少し到着予定時刻より送れましたが、そういうことは珍しいことのようです。

無事、コインブラ到着。
ホテルに荷物を置いてまずは昼食場所探しです。
ポルトガルで入る最初のレストランだから一応ちゃんとしたものが食べたいと思い、事前にガイドブックで調べておいた店もあったのですが、店内の様子がよくわからずちょっと入りにくかったので予定変更。


ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_0185752.jpg観光の起点となるのがポルタジェン広場を中心に探してみることにしました。この周辺には観光客向けのカフェやお土産屋が集中しています。


ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_0192179.jpgここからサンタ・クルス修道院までが街のメインストリートとなるRua Ferreira Borgesto
Rua Visconde da Luzです。
主な観光スポットはこの界隈にあるので、散策を楽しみがてら徒歩で見て廻るのにちょうど良いかと思います。


ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_0194265.jpg一人でも入りやすそうな店を探してウロウロ。そうこうしているうちにサンタ・クルス修道院の前まで来てしまいました。
修道院わきの道をちょっと入ったところに手頃なお店があったので、そこに入ることにしました。
Porta romanaというお店。そこそこ人が入っていたし、一人でも入りやすそうな雰囲気だったので席についてまずは一安心。

メニューを見て、ポルトガルは干し鱈料理のバカリャウが有名だから、あまり魚好きじゃないけど、とりあえず頼んでみることにしました。
で、これはまあメニューを指差しつつ頼めばよかったのだけど、ここの店員さんは全く英語が喋れない(涙)。
飲み物で赤ワインを頼もうと思ったのですが「Red Wine」が分かってもらえなかったので、ここで「4ヶ国語会話 ヨーロッパ編2」が登場。
日、英、仏、スペイン、ポルトガル語が並べて表示してあって、特に飲食関係ではこの本が重宝しました。
赤ワインは「vinho tinto」だと判明。店員さんもやっと分かってくれました。

ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_0205724.jpgただ、グラス一杯というのはポルトガル語でどういうのか咄嗟に調べきれず、英語で言ったら分かったような感じだったのですが、実際に持ってこられたのはデキャンタでした。
これは後から段々わかってきたのですが、どうもポルトガルで庶民的な店でワインを頼むと基本は日本でいうところのハーフサイズの量が出てくるようです。(私のメニューの見方が足りなかったからかもしれませんが・・・)

見た目よりも量が多くてどうみてもボトル半分以上はありそうで、飲んでも飲んでも減らない(汗)。
しかも注文した料理を持ってくるのが遅いもんだからひたすらワインを飲んで待つしかないのです。
アルコール好きの自分もさすがにすきっ腹に飲んでまわってきました。
まだこれから観光しようというのに、昼間からこんな場所で暢気に一人呑んでていいんだろうかと思いつつ、ま、これも旅の醍醐味だよねと思いなおしてのんびり待つことにしました。


ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_0212229.jpgようやく運ばれてきた料理がこちら。
干したタラを焼いたものにサラダとポテトがついています。
パッとみた感じそれほど量は多くないように見えましたが、これが意外をボリュームがあって完食するのに時間がかかりました。
味はというと・・・う~ん、私が元々魚好きでないというのを差し引いても、ここのバカリャウはもう一度食べたいと思えるほど美味しくはありませんでした。
きっとお店によって味も全然ちがうのでしょうけれど。

これで、やっぱり私は魚には縁が無いんだと実感。
魚が有名だからといって無理して魚を食べる必要もないわけだし、それよりも今後は自分の好きな肉をできるだけ選ぶようにしようと決心しました(笑)。

お会計もここは英語が通じないのが分かったから例の会話集で調べました
”A conta,por favor.”「ア コンタ ポル ファヴァール。」
一発で通じました♪

今回のポルトガル旅行で一番よく使ったポルトガル語といえばこの「ア コンタ ポル ファヴァール」と「ありがとう」を意味するObrigada、「こんにちは」を意味するBoa tardeかな。
とりあえずこれだけでもポルトガル語で言うと、それ以外を全部英語で通してもなんとなく相手が親しみを持ってくれるようでした。


ポルトガル旅行(その3 コインブラへ)_f0059671_0214170.jpgレシートを入れてきてくれた箱がとても素敵でした。
別のレストランでもレシートを箱に入れて持ってきてくれるところがあって、これってポルトガルのレストランではよく見かけることなのでしょうか?
むき出しよりもちょっと品があっていいなと思いました。

バカリャウはイマイチでしたがワインはたっぷり飲めたし、これで確かチップで渡した分も含めて10ユーロぐらいだったはずです。
日本に比べてワインが安いのがとっても嬉しい♪

予定していたよりも長くかかった昼食を済ませて、ほろ酔い気分でこれからようやく観光です。
# by icewine5 | 2010-11-08 00:23 | 旅の思い出:海外

ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)

リスボンには到着初日と滞在最後の2日間、合計3日間、Hotel Floridaに宿泊しました。
一応、一人旅なので安全を期して4つ星指定のプランを選びました。前もってホテルが分かっている分、自分で選ぶ手間が省けたのと、計画が立てやすかったのは良かったかと思います。

このホテルは事前にネットで口コミの評判を見たところ比較的良かったものの、中には駄目だったとの声もあり、多少不安もありましたが、まあ、寝に帰るだけだし、交通の便が良くて安全だったらそれでいいやと思っていました。

宿泊した感想としては、最初の1泊はちょっと困った点もありましたが、後半2泊はほぼ快適に過ごせました。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_22293578.jpg旅行代理店から到着が遅くなると場合によっては予約を取り消されることもあるので、ホテルに直接一報いれておくようにとのことだったので、初日に関しては、事前に飛行機の都合上チェックインが遅くなるけど予約はそのままにしておいてもらうようメールしておいたのですが、初日の部屋は狭かったし、どうも残り部屋だったような気がします・・・(憶測ですが。)

部屋はここのホテルの特徴だそうで、それぞれ映画にちなんだ内装になっているそうで、1泊目に泊まったのは「ハリウッド」という名前の部屋。
日本の旅館で各部屋に名前がついているような感じです。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_2230316.jpgで、その部屋の設備や備品、清潔さには何の問題も無かったです。
風呂場はシャワーカーテンのかわりにバスタブの半分がガラスの仕切りになっているタイプ。

問題はベッドに入ってから。
とりあえずさっさと寝てしまおうと思って睡眠導入剤を飲んで眠ったものの明け方頃からモーター音のような音が不定期にそれも頻繁に聞こえてきてかなり煩くてそれで目が醒めてしまいました(涙)。

翌朝、確認してみると私の部屋の隣が電気関係か水系統のポンプ関係の部屋になっていたようで、どうやらどこかの部屋でシャワーやトイレを使うたびにモーター音がしていたようです。
次回泊まるときも同じ部屋ではたまったものではないと思い、チェックアウトの際、次にリスボンに戻ってきたときは別の部屋にして欲しいと頼んでおきました。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_22345855.jpg希望が通ってポルトガル滞在最後の2日間の部屋は最初に泊まった部屋よりも静かで、窓からもちゃんと通りが見える部屋にしてもらえました。
部屋の名前は「STEVE McQUEEN」。
もちろん部屋の中にはこの人のポスターが飾られていました。
好きな人にはたまらないだろうな~。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_22302753.jpg部屋も一人で使うには広すぎるぐらい、スーツケースを広げて作業するスペースも充分にありました。
日本のビジネスホテルみたいに湯沸しポットとインスタントコーヒーや紅茶、ココアもあったのも良かったです。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_22324920.jpgただ、やっぱりこのホテルは建物の構造に問題があるのか壁が非常に薄い!
後半はモーター音からは解放されたものの、隣の部屋の宿泊者の声や物音が聞こえてきて、結構うるさかったです。
まあ、深夜や早朝は静かだったので、特に問題はなかったですが。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_2230443.jpg朝食に関しては、コインブラとポルトで泊まったホテルに比べて最も良かったです。
パン数種類、ハム、チーズ、卵、ヨーグルト、果物、ジュース各種、コーヒー、紅茶が基本のビュッフェ方式でパンの種類や卵がスクランブルエッグだけの時やゆで卵のある時など日によって少しずつ異なりました。

朝食は朝7時から。
コインブラに行く電車の予定があったので、朝一番に食堂にいったところお客さんは他に数組だけ。それも今回の旅行で目にした数少ない日本人旅行客でした。
やっぱり日本人は朝早くから動くんですよね^^;


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_2231059.jpg1泊目の朝食ではまずオーソドックスな選択をしました。
ポルトガルはどこでもそうでしたが、とにかくパンが美味しい♪
この白いパンもフランスパンみたいに固くなくて日本人好みのしっとりふわふわ感がよかったです。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_22311631.jpg後半5泊目の朝食。
この日はお菓子系のパンがそろっていました。前回よりも少し遅めの時間に食堂に行ったからかも。
トマト以外に温野菜があるのもヨーロッパのホテルではありがたいことです。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_22313287.jpg暗いけどこれでも午前7時台。8時近くになると急激に明るくなります。
冬になるともっと日が昇るのが遅くなるんだろうな~。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_22314655.jpg最終日にはさらにお菓子系のパンが増えていました♪
ポルトガルの街のいたるところでみかけるパスティス・デ・ナタもありました。
パイ生地の中にカスタードクリームがたっぷり詰まっていて表面が少しこげているのがなんとも言えず美味しいのです~。

今回の旅行では、このホテルの朝食だけでなく、何度かパン屋さんで購入して食べました。
日本でもたまにみかけるけど、ポルトガルみたいにどこでもあるわけではないから、この時とばかり食べまくりました♪


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_2232315.jpgゆで卵の半熟具合もちょうど好みだったので思わず撮影。


ポルトガル旅行(その2 リスボンのホテル)_f0059671_22321974.jpgパンに関しては、この日が最後なので食い貯めとばかり、欲食いしまくりです(汗)。

こんな感じで朝食に関しては大満足でした。
室内などトータルでは四つ星というには、他の都市で泊まったホテルに比べるとちょっと劣るような気もしますが、都会だから仕方ないのかも。
何よりも交通の便が良くて、ホテルから徒歩1分程度のところに最寄の地下鉄入り口があるのは、どこに行くにも便利で本当に助かりました。
# by icewine5 | 2010-10-28 22:37 | 旅の思い出:海外

ポルトガル旅行(その1 飛行機)

今回の旅行は、飛行機とホテル、ポルトガル国内の鉄道だけがついたタイプを申し込んだので、航空会社は自分で選んだのではなくて最初からKLMオランダ航空と決まっていました。
ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1435183.jpgリスボンには直行便がないので、ヨーロッパのどこかの都市で乗り換えることになり、KLMかルフトハンザ、ブリティッシュエアウェイズ、エールフランスになることが多いようです。

KLMは以前も乗ったような気がするものの、記憶にはっきりのこっていません。少なくともエールフランスと経営統合されてから乗るのは初めて。
いまだに飛行機に乗るとワクワクするお子様の私も、最近はあまり期待しなくなっていたせいか、思っていた以上に良くて満足です。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1432696.jpg航空会社によっては、最初の飲み物サービスと食事が一緒の所も多いけれど、KLMはちゃんと搭乗後におつまみと飲み物のサービス、その後、食事と飲み物の流れになっていたことで、まずは気分上々(笑)。

飲み物の種類もちゃんと揃っていたので、カクテルも作ってもらえました。

最初に飲んだのは写真を撮り忘れたけど、ジンとオレンジジュースのカクテル。
帰りの飛行機ではウォッカとりんごジュースを混ぜてもらいました。
できればこれに小さい小瓶のウォッカがついていれば、自分で調整できるのでいう事ないのですが、まあ、そこまでは仕方ないかも。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1441376.jpg食事と一緒に頼んだのは、ハイネケン♪
KLMに乗ったからにはやっぱりこれを頼まなくちゃね!

食事は和風と洋風の2種類でどちらもお肉でした。私は迷うことなく洋風です。
機内食大好きな私にはなかなか美味しく感じられました。
パンは別途お盆に盛られた中から好きなだけもらえます。これもホカホカで機内食のパンにしてはしっとりしていて美味しかったです。

機内エンターテイメントも充実していて、映画、ゲーム、音楽など様々です。
映画は色々ありすぎて迷いましたが、行きは「セックス・アンド・ザ・シティ2」を見ました。
実はこの作品、面白いと話だけは友人からも聞いていてずっと気になっていたんですが、なかなか見るチャンスがなかったので良かったです。

セックス・アンド・ザ・シティ2 [ザ・ムービー] (1枚組) [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ


確かに「まさに我々世代の話」と言っていた友人の言葉に納得。笑いどころも多くて楽しい映画でした。

帰りは「幸せになるための27のドレス」を視聴。

幸せになるための27のドレス<特別編> [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

こっちも飛行機のなかで見るのにちょうど良い軽いタッチのラブコメディですね。

ただ、日本語吹き替えは嬉しいものの、音のうるさい機内では逆にボリュームを上げても聞き取りにくくて耳が疲れました。できれば字幕の方がよかったです。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1443616.jpg映画を観ている頃に途中でおやつが配られました。
アイスクリームかカップラーメンが選べるということで、アイスクリームを選択。
おなじみのスーパーカップでした。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1445775.jpgしかし、もう1つの選択肢がカップラーメンというのがなんだかスゴイ。
で、気になったので、帰りの飛行機ではカップラーメンを注文しました。
完全にカロリーオーバーです・・・・


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1452123.jpgアムステルダム到着直前の食事は、少し軽めでした。
ペンネパスタ、これも結構美味しかったです。KLMって食事いけます!
飲み物はワイン。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_145415.jpgこうやって飲んで食べて、映画見て、寝ているうちにあっという間にアムステルダムに到着です。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1455710.jpg久々のスキポール空港。ここの空港は大きいけれど、表示が旅行者にとても分かりやすくて、導線も良いです。
時間があればゆっくりお店を見て廻りたいところです。

アムステルダムで乗り換えてリスボンへ。
ここまでは日本人のキャビンアテンダントもいましたが、ここからが本当に意味で外国旅行の始まりです。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1463118.jpg機内ではサンドイッチの軽食とクッキーが出されました。
行きは赤ワインを飲んだので、帰りは白ワイン。帰りの飛行機は気分的にも緊張感が大分解けてきているので、アルコールもどんどん進みます^^;


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1473831.jpgクッキーとコーヒー。
日本のものよりも甘さも強めの分、塩味もきいていて、しっかりした味でした。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1482246.jpg約3時間で到着。ポルトガル時間で午後10時半、日本は既に翌日の朝です。さすがにちょっと疲れたな~。

リスボンの空港はスキポールほどではないですが、結構広くてお店も揃っていました。
こちらは帰りに撮影した写真です。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1494389.jpg空港内の店でキティちゃんを発見。思わず写真をとってしまいました。
旅行中、キティちゃんのTシャツを着た女の子も見かけたし、日本以外でも人気なのですね。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_150211.jpg帰りの機内食も飽きずにビーフ。
肉大好き人間なので、1週間やそこらじゃ日本食が恋しいなんて全然思いません。というか、まだまだこってり洋食を食い足りない!って気分です。

ポルトガルで1週間、大量に食べ続けたせいで、日本出国前よりも胃が拡張したようです(汗)。


ポルトガル旅行(その1 飛行機)_f0059671_1501686.jpg最後に成田到着前の朝食。
さすがにこの時はアルコールはなくて、大人しく水とコーヒーにしました。
ヨーグルトの味が日本のものよりも濃い感じ。これでヨーロッパの味ともしばらくお別れだと思うと、たかがヨーグルトでも名残惜しくなります。

こんな感じで、狭いエコノミー席の長旅も結構楽しく過ごすことができました。KLMはまた利用してもいいと思える飛行機でした。
# by icewine5 | 2010-10-25 01:59 | 旅の思い出:海外

ポルトガル旅行(序)

この1週間、ポルトガル旅行に行ってきました。夏の軽井沢や9月の函館旅行もありますが、まだ旅の余韻の残っているこちらから。

ポルトガル旅行(序)_f0059671_354885.jpgポルトガル、とっても良かったです!
気候も良く、強い日差しに真っ青な空、アズレージョ、ポートワイン、甘いお菓子、食事も美味しいし、街も北ヨーロッパとはまた異なる独特の趣があって素敵でした。
1週間の短い日数でしたが、自由気ままな一人旅で好きなところをあちこち歩き回ることができました。

全体の旅程は以下の通り。

ポルトガル旅行(序)_f0059671_2563764.jpg【1日目】
成田からKLMオランダ航空でアムステルダムのスキポール空港へ。そこから乗り換えてリスボンに到着。


ポルトガル旅行(序)_f0059671_257538.jpg【2日目】
午前中 リスボンから列車でコインブラへ移動。

午後  コインブラ大学、新カテドラル、旧カテドラル、サンタ・クルス修道院を見学。


ポルトガル旅行(序)_f0059671_2571995.jpg【3日目】
午前中 新サンタ・クララ修道院、旧サンタ・クララ修道院、涙の館の恋人たちの泉と涙の泉

午後 ポルトへ移動し、ドン・ルイス1世橋界隈の散策とポートワイン工場の1つサンデマンを見学


ポルトガル旅行(序)_f0059671_2573847.jpg【4日目】
午前 サン・ベント駅、サンフランシスコ教会、ボルサ宮、エンリケ航海王子広場、エンリケ航海王子の家

午後 クレリゴス教会、カテドラル、ドウロ川クルーズ、ポートワイン工場のグラハム


ポルトガル旅行(序)_f0059671_2575496.jpg【5日目】
午前 ポルトからリスボンへ移動

午後 サント・アントニオ教会、カテドラル、サン・ジョルジェ城、サンタ・ルジア展望台、ポルタス・ド・ソル広場、サンタ・ジュスタのエレベーター


ポルトガル旅行(序)_f0059671_25898.jpg【6日目】
午前 サン・ロケ教会、サン・ペドロ・アルカンタラ展望台、ジェロニモス修道院、発見のモニュメント

午後 べレンの塔、ビカのケーブルカー、カーザ・デ・リニャーレスでファド


ポルトガル旅行(序)_f0059671_2582622.jpg【7日目】
リスボンからアムステルダムを経て帰国

こうやって振り返ってみると、自分はつくづくノンビリ旅行ができない性質なのだと実感します。とにかく少しでも効率よく欲張ってたくさんのところを見てまわりたくなるんですよね。
こういう時は一人旅だと自分のペースでズンズン行けるのが嬉しいです。
でも、その反面、家族や友人と一緒の旅行のように感動したことや楽しいことを一緒に分かち合ったり、ちょっと高級なレストランに入ったりできないのは、ちょっと残念ではあります。
でも、それ以上に一人旅には一人旅の良さがあると思っています。

リスボン、ポルト、コインブラはいずれも素敵なところでしたが、特に気に入ったのはポルト。ここはぜひとももう一度行きたいです。それとリスボンも1日半ではまだまだ時間が足りなくて見ていない場所が沢山あります。
またいつになるかは分からないけど、数年後にもう一度行ってみたいです。

ここから余談ですが、今回旅をしていて思ったことがひとつ。
不景気で海外に行く日本人が減少傾向にあるとは聞いていましたが、それにしても数年前に比べて本当に日本人観光客の姿が少なくなったように思いました。
ポルトガルが日本人からすると観光地としてはどちらかといえばマイナーなのかもしれないけれど、だとしても団体ツアー客も数回しか見かけなかったし、なによりも個人旅行をしている若い人の姿をほとんど見かけなかったのは、ある意味、残念でした。
私がちょくちょく海外旅行に出かけるようになった頃には既にバブルも崩壊していて決して景気の良い状態ではなかったけれど、それでもどんな辺鄙な場所でもたいてい日本人バックパッカーに出くわしました。

最近はニュースでも若い世代の人たちが海外旅行をしなくなったと報道されていたのを、ここ1~2年、実際に海外に行った時に感じるようになっていたのが、今回はさらに強く実感しました。
若い人たちの関心が、狭い自分の身の回りに閉ざされてしまって、内に内にと向かっているようで、そんなことで大丈夫なのかなとちょっと心配になったりもします。

別に海外に出ることだけが、視野を広げることにつながるとは思わないけれど、海外に限らず国内であろうと旅に出て非日常的な時間、空間を経験することは、様々なことに好奇心を持つことや、向上心を持つことのきっかけの1つにはなるはずです。
そうじゃないと、物事に対する関心が自分の周辺のことだけに向かってしまって、視野が狭くなる分、精神も早く老いるような気がするのですよね。

これは全くの個人的主観ですが、旅好きと若さは比例するというのが私の持論。
自分の周りの友人・知人をみても、活動的に旅する人はみんな精神的にも肉体的にも本当に若いです。それも幼稚ではない若さ。(とりあえず、自分がどう見えるかは置いとくとして 笑)

旅って単に楽しいだけではなくて、未知の場所に行くわけだから、やはりそれ相当の精神的、肉体的ストレスも伴うわけで、かなりの気力が必要なのも事実。
それでも旅しようというのだから、若いのも当然なのかも。

それプラス、色んな困難を乗り越えてでも旅したいと思うのは、それだけ好奇心が強いわけだから、必然的に色んな物事に引き出しを持っている人が多いです。


ポルトガル旅行(序)_f0059671_312930.jpgだから、若い日本人が旅に出なくなったということに危機感すら感じるのです。
話が飛躍しすぎかもしれないけれど、このままでは成長著しい周辺のアジア諸国に追い越されてしまうんじゃないかと・・・
もちろん、若い人でも積極的に外に出て活躍している人も大勢いるとは思いますし、そんな人がこれからもどんどん増えていってほしいものです。

なんてことを、大航海時代に活躍したヴァスコ・ダ・ガマやエンリケ航海王子、マゼランなどの偉人像の記念碑、発見のモニュメントを見ながら考えたりしました。

次エントリーでは、まず行きの飛行機から書いていきます。忙しいけどなんとか最後まで記録残したい!
# by icewine5 | 2010-10-23 03:08 | 旅の思い出:海外